2016-12-31

猫が死んだ。

ずっと病気を患ってて、もうかなりの高齢で、

毎日皮下点滴と薬を飲ませるくらいしかできないって言われてた。

から、いつ死んでしまうかもわからないと覚悟はしてるつもりだった。

 

けど、昼まではよたよたとしながらも、人の食べるパンを欲しがったり、

ギリギリ年は越せるかなってくらいの元気はあったのに、

夕方突然、大きな声で鳴きだして、苦しそうに吐血して、

吐血を拭いてあげながら、どうかあまり苦しみませんようにと願い、

撫でて、呼吸が小さくなっていくのを撫で続けて、

何分経ったかからないし、もうきっと逝っちゃってたんだろうけど、

撫で続けて、死後硬直が始まるまでずっと泣きながら撫で続けた。

 

いまは、顔と体を拭いてあげて、

病気が悪くなってきたときに買ったふわふわのベッドで、

寝てるみたいに丸くなっている。

 

十何年も生きてくれたんだからって、ありがとうって思うし、

病気が見つかってから長生きしてくれたし、

生きてるものはいつか死ぬんだからってわかってるんだけど、

全然、涙が止まらない。

ずーっと泣いてるわけじゃなくて、

ボロボロって数分泣いて、鼻垂らして収まって。

また10分、20分経つと、ボロボロって泣く。

の繰り返し。

 

涙と鼻水が全然まらないのに、正月休みに入っちゃうよ急がないと、

って荼毘にふすことを手続きしてる自分に泣き笑いしたり。

ペット火葬をしてくれるところの担当者さんが、

とても優しい声で、喋りながらまた余計に泣けてきたり。

あんま泣いたりしちゃだめだよなと思って、泣くのを我慢したり。

それでも、ぼーっとしてると涙が止まらなくなったり。

泣きすぎで目は痛いし、鼻もかみ過ぎでひりひりする。

 

なんか吐き出したくて、増田になってみたけど、

タイトルに猫が死んだって書いたらまた泣けた。

けどなんかいタイトルとか思いつかなかった。

 

こんなに泣けるんだなぁ、人って。

ってびっくりするぐらい夕方から今まで泣いてる。

荼毘にふすときもきっと泣くんだろうなと思う。

というか、泣かない日が来ないんじゃないかって怖くなるくらい。

こんなんで年明け出社できる気がしない。

というか、出社しても突然ボロボロ泣き始める人になるのが想像がつく。

それじゃダメなのはわかっているんだけど。

 

みんなどうやって区切りをつけるんだろう?

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