うちの死んだ婆さんは、明治生まれで日本女子大学校(いまの日本女子大)でてたくらいなので、相当なお嬢様だったのだけれど、とにかく「税金を払いたくてしかたない」人で、うちの母ちゃん(嫁)が難儀したらしい。
何しろ、「所得税が納められる」ということ自体がステータスで、そのいきついた先には「高額納税者は貴族院議員になれる」「うまくすると爵位がもらえるかもしれない」という特典があったりした時代で、リアルに「女学校時代のお友達には、お父様が高額納税者で貴族院議員」なんて人がいたりしたので、死ぬまでその辺の意識が抜けなかったらしい。
戦前の日本なんて、とてつもない格差社会で、社会福祉もへったくれもなかろうし、当時のばあちゃんにとって下層の人はマジで「別の世界の人」で、その人たちに自分の税金が無駄遣いされているなんて意識もなく、普通に「税金たくさん納めるのは名誉なこと」という価値観でいきてたんかな、と思う。
なお、婆さんの実家は、いわゆる「農地改革」のときに不在地主であらかた土地を取られてしまい、絵に描いたように没落していったらしいので、自分が生まれたときは平凡な地方公務員の家庭でした。
デカプリオが環境保護に熱心なのと同じノリだろ そんなに異常なことだとも思わんよ
なんか、感想ずれてんな、お前。 元増田のばーちゃんが「慈善事業に熱心」ってんなら話わかるが。 税金たくさん払って貴族様になりたいってのは、たんなる名誉欲だろ。 むしろ、...
>税金たくさん払って貴族様になりたいってのは、たんなる名誉欲だろ。 うん。だからディカプリオの慈善活動って名誉欲そのものだよ とくとくと書いたばあちゃんへの悪意への同意...