私は、とある田舎の駅弁大に通う学生だ。昨日、とある議員さんからとてつもない話を聞いた。
東京で数十年間社会人生活を営んだ後、田舎に帰ってきて、税理士をはじめる。
当時、ほかの税理士事務所が手取り10万程度で求人をしていたなか、彼の事務所は「優秀な人材がほしい」という理由で手取り15万で求人をかけた。
すると、ほかの事務所は「こんなの常識的に許されない」、「お前のせいで俺らがつぶれたらどう責任とるんや」、「人間性のない奴」と罵られ、挙句の果てには地元の税理士会までもが「手取り15万を撤回しなければ、除名処分にする」という圧力をかけてきたそうだ。
資本主義経済下での自由競争も私的自治もくそもない。日本税理士会にこのことを伝えたら、当然のごとく「不当な競争阻害行為をやめろ」というお達しが来た。
しかし、地元の税理士会は「日本税理士会とは違って、うちにはうちのルールがあるんや」と開き直ってしまったらしい。
東京ではありえないこんな仕打ちを受けて、彼は相当ショックを受けたそうだ。
この件以外にも、田舎の封建的な社会の風潮に不満・怒りを覚えることは多々あったらしく、自分の地元がこんなのでは情けないと思い、議員になられたとのことだ。
自分が変えていきたいとは書かないんだな まあ、それが駅弁大の学生なりの謙虚さなのかもしれないが