2016-11-13

イケメンハゲはいてもイケメンデブはいない説

 今回の『イケメン』は外見に限る。

 先日、「ハゲてもいいけどデブにはならないほうがいい」という話を受けたのでその実を聞いてみたところ、ハゲは格好良いやつもいるがデブは総じて格好良くない、ということであった。

 格好良い、という言い方だと、『映画版ジャイアンは格好良い』とか『ヘルシング少佐の格好良さがわからないとはこれだからゆとりは』とか『ポルコ・ロッソが』とか言われること間違いなしなのあくまで外見に限定するためにイケメン表現する。ここで言うイケメンとは、繰り返しになるが外見のみで判断して格好良いということだ。もっと定量的に示すなら無作為100人の成人女性を集めて50人以上が『外見が格好良い』と言うかどうか、ということにしておこう。

 さて、まずはハゲの話からしておこう。ハゲといえばデブに並ぶ蔑称であるチビデブハゲといえば男性三重苦と呼ばれることもあり、その扱いは近いと言える。ところがハゲに関しては、どう頑張ってもイケメンしか言えないハゲがいるのだ。挙げようと思えばたくさん挙がるが、日本世界三次元で挙げれば渡辺謙ジェイソン・ステイサムを挙げておこう。渡辺謙レベルではハゲではない、という反論封殺するためにあらかじめスキンヘッド市川海老蔵証拠として突き付けておこう。

 次にデブである。さて、デブ美談といえば、包容力があり優しさがあふれていたり、いざという時は意外と動けたりする話は耳にする。ところがどれだけ悩んでみても、見た目がカッコいい、イケメンデブが思い当たらないのである例外ばかりで申し訳ないが、筋肉質は別なので、プロレスラーや一部の相撲取り割愛したい。純粋に、とにかく脂肪を余らせたデブで、100人いたら50人はイケメンだ!というルックスイケメンデブ存在を知りたい。もしいたら是非教えて欲しい。世界デブのために。そしてデブバカにする奴らの鼻を明かすために。

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