2016-07-10

[]大崎善生「聖の青春

早逝の将棋指し村山聖の半ドキュメンタリー

知ってたけど一度も読んだことなかった

秋に松山ケンイチ映画公開されるらしいの知って、図書館で借りづらくなる前に借りて読んだ

1章の100ページ足らず読んだ段階では、下手なフィクションより面白くて描写マンガチックでリアルヒカ碁かよwwwと思ってすっごくワクワクした

でも芝居がかりすぎっぽい部分はあって違和感はあった

残りの大半は下手なパッチワークって感じのドキュメンタリーになってイマイチだった

作者の勝手想像ドキュメンタリー部分の区別いまいちついてないことが多いように感じられて、誇張しすぎじゃないの?勝手に決めつけすぎじゃないの?って思うことが結構あった

あとこれがすごいみたいな棋譜ちょっとした解説もあったけどさすがにそこは将棋からない自分にはまったくわかんなかたか飛ばし

でも3時間ちょいほぼ読み飛ばさずに一冊一気に読み切らせる熱量はあった

さいごでいきなりビートルズストロベリー・フィールズフォーエバーを引き合いに出してきたのはちょっとどうかと思った

これ読むと将棋ほぼ知らんに等しい自分でも名前知ってる羽生善治がどんだけすごいかが改めてわかった

村山聖どころか谷川浩司すら知らんかったもんなー

期待しすぎてたのもあると思うけど、ぶっちゃけWikipediaで事前に読んでた分だけで十分だったなあ

小中学生高校生くらいのときに読んでたら感化されただろうけど

夏休み読書感想文とかにいーんじゃないすかねって感じ

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