あのですね、世のほとんどの男性(と一定数の女性)はわかってくれると思うんですが、エロマンガってすごい不便なんです、アレをアレするとき。
閉じちゃうんですよ。本が。
「ここだ!このページこそベストのアレだ!」と確信していざズボン脱いで、いざって瞬間、ぱたんとバネ仕掛けのように勝手に閉じるページ。慌てて片手で抑えるその格好のみっともなさといったらないですよ。
足を使って抑えるという方法もあるけれど、本を床に置くことになるのでね。遠いんですよ、絵が。姿勢も無理な感じになるし。
それでもまあ、これはしかたのないことだ、誰もが我慢しなければならない不条理なのだ、そう思って耐えて来たわけです。
そこで電子書籍ですよ。
この快適さといったら、ないですね。ページはディスプレイ上に固定され、あのアヘ顔も、あのトロ顔も、間近に眺め放題、アレをアレし放題。これが科学の勝利というものです。
つまりは、ただ普通に「読む」だけではなく「使う」エロマンガにとって、実は紙の本という媒体は不適切であったということがようやく証明されたという、そういうことなのでしょう。
エロマンガの出版社は今以上に積極的に電子書籍に移行していくべきだと思いますね。一ヶ月遅れ配信のX-EROSとか、ぬるいぬるい。最低で同日発売、いずれは電子書籍のみ、そういう時代がまもなくやってくるはずです。
もっと言うと、電子書籍業界全体でエロマンガを推していくのが良いと思います。ほら、あれですよ、エロの力でVHSはベータに勝ったわけですから。よく知らないけど。
ところでCUT A DASH!!が一昨年の冬コミで出した同人誌は何とリング綴じになっててどこのページでも開きっぱなしにできるんですよ。(http://blog.livedoor.jp/geek/archives/51467925.html)
感動しましたね。流石老舗は、よおくわかってる。