2016-02-21

次に元ネタを知らずフィギュアの美しさで収集する人。

美しさの中には「かっこいい、かわいい、精密、萌えるエロい」とかいろいろ入ると思う。

個人的な考えだけど、美しさの内訳をもっと詰めて考えると「虚構現実バランス感」という部分に落ち着くと思う。

もともと二次元の設定なので、うまく二次元の嘘を立体に翻訳してやらないと設定にも似ないものになってしまう。

また顔なんて人類とはまったく異なる形状なので、設定にも似てないしそもそも人間にも見えないという怪物ができてしまう。

そういった不気味さを補う要素が「虚構現実バランス感」だと思う。

たとえば顔は目鼻などのパーツの位置関係現実意識しつつパーツの細部はアニメ基準を元にデフォルメするとか。

胸や鎖骨、お尻などは虚:7現:3くらいでイメージ優先にして、服のシワとか小物は虚:4現:6でリアルに寄せていったり、

髪の毛はムクだから完全に虚構なのでどう現実感を出してやるか腐心したり、

そういった細部の割合が全体の割合になって、その割合が「かっこいい、かわいい、精密、萌えるエロい」って評価になってくると思う。

割合を決める元は、元ネタにあると思うんだが、ギャグ漫画元ネタだったら設定より虚構度を上げてあげたり、

ルパンみたいなデフォルメキツイ絵でもシリアス要素が高いなら現実感をあえて高めたり、

シリアスだけどキャラ立ち位置ギャグポジションなら少し虚構度を高めたり、そういった細かい調整が入ることで立体としての個性がついてきて、元ネタドラマまでなんとなく想像させるような立体物ができてきて、そういうのを見ると「元ネタは知らないけどこれはヤヴァい、とりあえず買っておこう!」となる。

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