道行く人が、チラチラ見てくのが心地いい。
はじめは、なんで人間なんか見るんだよってオモってて。でもすることもないから、道行くヒトをみていた。
点数つけてみたり、ファッション的なもので選別してみたり、そいつが生きてる意味考えてみたり。
で、フォロワーいないツイッタラーみたいな気分で色々脳内ツイートしていた。
俺は、見た目では終わってるなって思った。
利益が見込めない事業に投資するみたいなもんで、俺おわってんなーと思った。
自分の見た目ダメなら。もう中身ガン積みするくらいしか俺の体使い道ないなと思った。
しっかし、中身ガン積みしても、何の価値も無いだろうってのも思った。
あれだな。今の世の中はドンドン技術進展するんだから、それでいいだろ。俺はそれを待てばいい。
ただただ、生き延びることが俺のすべてでいいやって思った。
こういうときは、自分が女だったらどういうアドバイスをするかを考えるといいらしい。
女「ブスだし、やる気無い。免許で一生食うには困らないし、親の金もある。」
女「発達障害だし、子供残すのもいやだ。相手にも悪い。賢いけど、それだけで何かできるわけでもないし、やる気も湧かない」
俺「イケメンとかは?」
女「イケメンかー。でもリアルの男に男性性で夢みてもしょうがない。AVや二次元で十分です」
俺「じゃあ、しょうがないね、未来に期待して、とりあえず生き残るしかないね」
女「うん」