今回、ミャンマーの総選挙でアウンサン・スーチーさんの率いる野党が圧勝して政権を取ることになったそうだ。これ自体は民主化として、めでたい話に異論はない。
1.政権を作る野党側、特にスーチーさんに行政経験がないこと。
2.であるのに報道によると、すべての権力を自分に集中させると、おっしゃってるらしい。
今の与党は確かに軍事政権の延長だが、経済運営などに一定の評価はあるらしい。実際、経済成長が始まっているし。スーチーさん達がこの経済成長をぶち壊す結果にならないか不安。
選挙での勝利は勝利として、勝った側が、負けた側の行政経験者や官僚を使って政策を望む方向にソフトランディングさせて行くのは難しいのかもしれない。特に、民主主義の勝利と熱狂している国民自身がそれを許さないだろう。
と、言うことは政策のハードランディングが避けられない。どうなるかわならないけど皆が不幸になる結果が考えられる。
国民的な期待を背景に野党が圧勝して、経験のない理想主義者が政権を握って
全てをぶち壊すなんて、日本人にはデジャブ感ありあり。
アメリカの強烈な干渉と、そこに絡んでいく中国。どのように影響するか見ものです。
スーチーさんだって、ぽっと出の新人さんじゃないんだし、それなりの支援者というか、ブレーンがバックに居るんじゃないの?
民主なんて誰が見ても烏合の衆だったじゃん スーチーさんと一緒にしたらあかんでしょ。 理想に沿ってしっかりした政策が定まっていって欲しいね