2015-11-08

日本ハム馬鹿すぎる…と思ったあとで

日ハム球団アイヌ配慮求める 「開拓者の大地」広告遺憾

http://www.47news.jp/CN/201511/CN2015110701001408.html

北海道新千歳空港に掲げられているプロ野球北海道日本ハムファイターズの巨大バナー広告にある「北海道は、開拓者の大地だ」との表現先住民族権利を害し遺憾として、アイヌ民族の最大組織北海道アイヌ協会」(札幌市)が球団側に配慮を求める文書を提出する方針であることが7日、関係者への取材で分かった。

…というニュースを読んで、北海道に9年ほど済んだ「内地」人として、日ハムはほんとバカだなーっと思う反面(※)、アメリカ国家目標として「ニュー”フロンティア”」とか掲げたときに、こういう議論はなかったのかとかもふと考える。

単に、まだそういう時代じゃなかったということなのか。今は違うのか。

それとも、気付かぬうちに、日本は随分と人権先進国家になってきたのか。

しばし悩む。

日本ハム東京から札幌に行って10年以上たつようだが、現地採用が育つ社内状況ではないということなのか。まさに「開拓歴史」とか、いわゆる「旧土人」としてのアイヌ差別の話とか知っている北海道民なら、あの広告見て「コレ大丈夫か?」という感覚は当然あると思っていたのだが。それとも、自分が住んでいたときよりももっと人々はそういうことに無関心になりつつあるということなのか。昨日のブラタモリも「開拓視点札幌特集で、先住民関連の話は(触れなかったわけじゃないよ)サラッと流されてたしなあ。

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