恋愛をしている人。
恋愛をしたくてもがいてる人。
恋愛をしてるけど上手くいかず呻いてる人。
恋愛に興味が無いまたは嫌いな人。
私の周囲にはこのような人達が居る。
けれど、『恋愛したくない訳じゃないけどもがいてまでしたいとは思わない人』は、まだ見ていない気がする。
現在の私は、内面外面共に残念ながら恋愛向きのスペックではない。
かといってそれらを恋愛向きに整えるつもりはない。
整えたくなったら整えるが、気が向かない限りはこのままだと思う。
それで良いと思っている。
今後も夢を見続けるし、理想を下げるつもりもない。
だから、私は現実において恋愛願望を叶える気はない。叶えたいと思う程強い願望ではない。
恋愛に関することでコンプレックスのようなものを抱いている気がする。
自分でもまだよくわかっていないが、おそらく、『恋愛に対して真摯になれない』ことにコンプレックスを抱いている。
恋愛に関わった事のある人からは「恋愛はするものではなく落ちるものだ」と聞くことがある。
しかし、私は今後落ちる事があるだろうか。
落ちたら、私も何かしらもがいたり呻くようになるのだろうか。
恋愛をしなくていいと思う要因のひとつに、肉体関係への考え方がある。
興味がない訳ではない。全く何も経験していない訳でもない。
恋愛や夫婦の延長線上に家庭が必須項目としてあるのならば、余計に。
家庭への考えに関しては長くなりそうなので今回は割愛する。
恋人は特に必要としていないが、漠然と、『いろんなことができる相手』は求めている。
いろんなことというのは、現実においての触れあいであったり、挿入を含まない肉体関係であったり、要するに独りではできないあれそれだ。
世間一般的にそういうことをやりやすいのが恋人という関係性であるため、私は恋人は欲しいかなと薄ら思っている。
それを確か、世間ではセフレとか、もう少しやれることを限定するならばソフレと言っていたと思う。
そのような関係でもいい。十分過ぎる。
十分過ぎるが、おそらく、そのような関係は恋人を得るよりもなお獲得の難易度が高い、と思う。
そもそも、私は恋人以前に現実での友人が少ない。恋人に繋がりそうな足がかりがない。
現実においてはスペック向上のためにやらなければならないことが多過ぎるため特に何もしていないが、
ネット上では、実はもう恋人のようなセフレのような友人の上位互換のような相手は確保している。
相手が、私に愛想を尽かすまでの関係性。
恋愛というものがよくわからないまま、それらしい振る舞いをしてみている。
何もわかっていない自分の考えが、どこまで他人に通じるものなのかを、試してみている。
折角肩書を手に入れたのならば様々な事を試してみたい。