どうせ刺すなら、高収入高待遇の仕事に就いている、家庭を持って幸せそうな男性なのでは?
この本では「社会的流動性は低い」と書かれているが、それを私も肌身に感じている。
社会に対する影響力を持っている人間は、学生時代から高学歴者のネットワークを持っており、
社会人になっても紹介によってネットワークを広げ、快適に暮らしている。
そのコミュニティから「家庭も仕事も無い孤独で貧しい男性」の存在は見えていないため、
社会保障によって救わねばという発想も出てこない。
そうした男性が動かない限り世の中は変わらず、弱者男性は孤独で貧しいままだ。
「家庭を持って幸せそうな女性」のような社会的影響力・実権を持たない人を刺しても、どうしようもないと思う。
友達だとか同窓生くらいの繋がりがある男性が「弱者男性からのねたみ」を理由に刺されたのであれば、
ガラッと風潮は変わると思う。世の中そんなものじゃないかな。