2015-04-10

最近システムソフトウェア開発のトレンドが分からない

10年位前、上位のサイトから電文を受け取り下位のサイトに再配信するプログラムを、Linux上にC言語実装する仕事を引き受け、死ぬ思いで片付けた。

その時にお世話になったのが「UNIXネットワークプログラミング」という本。

この本、POSIX準拠OS(要するにLinuxなどのUNIX系OS)におけるシステムプログラミングのノウハウに関しては名著、いやバイブルと言っていい。


しかし、である

この本は今や絶版なのだ

名著が絶版になる理由は色々あるだろうが、この本に限って言えばもはやそういう時代じゃない、そういう低レベル実装トレンドじゃないということなのだろう。


でも、そしたら「決して遅延が許されない再配信プログラム」は、一体何をどう使って作るんだ?

JavaPerl?全くイメージが湧かない。

プロセス間通信やスレッド制御、更にはシグナルも使い、それらが高速で動作しないといけない(いやスレッドは難しすぎて結局使わなかったけど)システムで、そんなオーバーヘッドが高い言語は使えないと思うのだが。

それらを解決できる気の利いたライブラリフレームワークもなさそうだし。

なので、同じ理由PythonRubyダメだろう。

そうなると、メジャーどころの言語は軒並み使えないじゃん。

或いは回線スイッチを高性能にして、サーバリソースも上げられるだけ上げるというように、インフラ側の強化で解決しちゃうとか?

それとも、そもそもそんな仕事がもはや存在しないってこと?

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