うつ経験者として語らせてもらうと、確かにうつは甘えかもしれない
少なくとも初期の段階はけっこう甘えも入っていたように思う
そして心療内科に通い始めた
当時、何かの本で「うつは病気だから、周りの人に対して自分はうつだと宣言した方がよい。周囲の協力が必要」みたいなこと書かれていたので実践した
結果、怠け者のバカだと思われた
何を甘えているんだ、と
協力どころか理解すらしてもらえない
甘えじゃないんだ、病気なんだって自分に言い聞かせたけど、それ自体がすでに甘えだと、今になって思う
例えば、熱が出た、仕事休む、それは仕方ない。でも、治って復帰したら、休んでた間にたまった仕事は頑張ってやらなければならない
病気だからって仕事が消えるわけでも、誰かが助けてくれるわけでもない
ある程度は助けてもらえることもあるかもしれないが、それは当然の権利ではなく、あくまで相手の善意
うつも同じで、やるべきことはやらないといけないし、なったところで誰も助けてくれない
自分はうつだということを理由にして、何もしない、助けだけを求めるというのは甘えだろう
よく言われている、「頑張ってはいけない」というやつ
これは正しいと思う、本当に頑張らない方がいい
いわば風邪でぶっ倒れている人間に無理やり仕事させるようなものだ
頑張ってやったら悪化するし、それに上手くできるわけもない
これはデフレスパイラルみたいなもので、何かしたら余計悪化してしまう
抜け出す術は、薬飲んで、ゆっくりして、少し元気になってきたら、ちょっと行動に移してみる
例えば、ゴミをちゃんとゴミ箱に捨てるとか、その程度の誰でもできるようなこと
ここで無理をしてしまうとまた元に戻ってしまうので、無理のない範囲でバカじゃないかと思えるほど小さいことから始めてみる
こうやって少しずつ、できることのハードルを上げていくしかない
ただし、そこで甘えだなんだって、横槍入れられたら治るものも治らなくなる
甘えから始まったものであるかもしれないが、ある時点からは甘えとか言ってられないくらいの精神状態になる
そこまでの状態になってしまった人に対して、「甘えだ」とか言うのは、「死ね」というのと同義だと思う
人の気も知らず、思いつきで言うような言葉じゃない
あなたの経験したうつ病はそうだったのかもしれないが、 うつ病とひとくちに言っても、 器質性・内因性・心因性・薬剤惹起性、 メランコリー型とか非定型うつ病とかいろんな分類が...
俺が甘えだからおまえらも甘えって考え、ネガティブ界のワ○ミと呼ぶべきだなw