・北海道、東北、四国、沖縄を国立公園に指定して、一般人の居住を制限する。
・基本的に自然保護官と自然公園指導員など、公園の維持管理にかかわる人以外は居住禁止。
・末端の地域、つまり地理的に外側から道路や家、ビルなど人造物を撤去していき、徐々に自然に戻す。
・国立公園としていくつかの場所には集団施設地区をつくる。また、それぞれの施設地区には空港をつくる。
当面は移住と人造物撤去の仕事が増え、それらが終わると公園の維持管理という仕事が増える。とはいえ、仕事を増やすというよりは国全体の運用コストの削減がおもな狙いとなる。人口動態を反映した支出の削減が可能になるのではないかと考えられる。
残った居住可能エリアは人口密度が高まるので経済的発展が期待できる。既存の地方中枢都市はさらに発展し、東京周辺の首都エリアは外側に向かって広がっていく。経済密度の高いエリアが増え、広がり、それぞれが繋がっていくことで東京一極集中にも変化が生じるのではないかと考えられる。