自分も化学系出身だし今現在も化学業界で仕事をしているが、硫黄原子を含む化合物にはかなり共通する匂いがある(もちろんすべてでは無いが)。それらを称して「硫黄(原子が組み込まれた化合物)の匂い」と呼んでいるし、硫化水素もその一つだ。化学屋でもこのような言い方をする場合もある。要するにその言葉が守備する範囲の定義問題だ。
科学用語をはじめとする専門用語は厳密に定義されており適切に使用することで誤解を減じ、議論においても「言葉の再定義」が不要になり、少ないワードで正確に伝えられるという多大なメリットはあるが、逆に言えば事前に話者同士を同じ知識レベルにすり合わせておかなくてはならない。
だからそもそも「硫黄の匂い」の言葉の定義が違うのに、専門家がドヤ顔で口をはさむからおかしな事になるんだよ。これは科学というよりは国語の問題。
:追記
本件は理系・文系の違いとかはそもそも関係無いでしょ。概念を表すのに最適でかつ難解な哲学用語を日常生活で駆使するうざい文系、ってのもあり得る。
のが真実だったら、それこそ正しい日本語、間違った日本語なんてものは発生しない(発生してもすぐに駆逐される)し、こんなに短期間で言葉が変化していかないでしょうね。
テレビ局が御嶽山リポートで「硫黄のような臭いがします」と伝えたら、Twitterで理系の東大教授が「硫黄は無臭だ」とツイートし、それが絶賛されているとのこと。 御嶽山リポート「...
自分も化学系出身だし今現在も化学業界で仕事をしているが、硫黄原子を含む化合物にはかなり共通する匂いがある(もちろんすべてでは無いが)。それらを称して「硫黄(原子が組み...
ドヤ顔で口をはさむ(1ツイート)
怠けないでほしい 文系は言葉の誤用を定期的に訂正し続けている 文系なら「硫黄くさい」という言い回しを前世紀には殲滅し「硫化硫黄の臭いがする」あたりを普及させていただろう ...
これに限らず科学用語は一般的に使われてた言葉を借用したものが多いのに 科学用語としての意味を絶対視してドヤ顔する奴は多い。 「有機的な~」っていう表現にケチをつけたりとか...
まあこの増田くらい冷静に指摘するのはいいと思うけど、 ブクマコメでは「この教授はアスペ」「これだから理系はキモい」「ゲットーにでも放り込め」というヘイトスピーチがずらり...
間違った表現なのだから科学的に正しい表現に世の中を改めるべき!とか言ってる 科学馬鹿も結構いるじゃん。まあどっちにしろ馬鹿なんだけど。
その最後の可能性を否定しないあたり同じ穴のムジナだと思うねー。 空気がおいしいですねーって言ったら「大気に含まれる元素は無味。」とか言うのが適切だしそうあるべきだとでも...
硫黄やその化合物の硫化水素と、複数の気体の混合物である空気を同列に語る意味が分からない。 「空気が美味しい」って言えばおかしくないが、「酸素が美味しい」って言えば突っ込...
火山ガスはさまざまな気体の混合物であり、その臭いを硫化水素の臭いと言った教授は科学的に誤っている。 一方「硫黄の臭い」というのは科学とは関係のない慣用表現であり誤りでは...
みっともない論点ずらしはやめてください! あなたは知っていたんですか!? 硫黄(S)が無臭だということを!!! 私は知りませんでしたね 初耳でした 硫黄が無臭だという情報が重要...
匂いを硫黄と呼ぶようになったって、どこにソースがあるんだ。ウソを書くな、ウソを。 『和名抄』には「硫黄」に「ユノアワ」の訓があることから、「ユアワ(湯泡)」が転じて「ユ...
「匂い」を硫黄と呼ぶようになったって、どこにソースがあるんだ。 ウソを書くな、ウソを。 『和名抄』には「硫黄」に「ユノアワ」の訓があることから、「ユアワ(湯泡)」が転じ...
すみません一生懸命反論を考えたのかもしれないけど 少なくともそのソースに「におい」と書いてないからと言っても結論は変わらないよね ユアワ=イオウならイオウの臭いはユアワの...