貧困層といっても色々あるけど、たぶん進学できず就職もできない人が多数を占めると思う。
で、不思議なのは、「政府は意図的に貧困層を生産して兵士になるしか選択肢が与えられないようにしてるんだ!」とわめく人たち。例えば國分功一郎のこのブログ記事→http://ameblo.jp/philosophysells/entry-10570987570.html
いやそれおかしいよね。進学できなかったり就職できないってことは基本的な仕事や知識を身につけていない人たちってことでしょ?こういう人たちを一人前の兵士(自衛官?)に育て上げるまでにどれだけのお金が必要なのか考えたことはある?で、その人たちに出す俸給はどこから出るの?財務省が大幅な自衛官の人数増加を許すと思うの?
そんなこというと、「いや、民間軍事会社に就職せざるを得ないように政府は仕向けるんだ!」と主張するかも知れない。でもそれも変じゃん。例えばパ○ナがそういう会社を新設したとして、どこの軍隊がノウハウのないぽっと出の会社と契約したがるの?信頼して仕事任せられないでしょ。それなら海外の民間軍事会社に就職?最初に挙げた貧困層の定義に限って考えれば、進学できなかった日本人がまともに英語喋れると思うの?もし万が一、日本が東南アジアで軍事展開するとしてその下請けをするとしても、日本は現地の政府軍ないし米軍と共同作戦する可能性が大でしょ。となると英語が共通語になる。日本語しか喋れない人がそんな状況で使い物になるの?