2番目の女にはなるまいと思っていたのに。
2番目の男をつくったことはあったけれど、
自分は2番目になったことはなかったのに。
浮気相手になんて簡単になれるし、ものすごく中毒性があるんですね。
わたしはこの前成人したばっかり。
彼とたまたま出会い、この人は恋愛対象じゃないと決めつけていました。
わたしにも彼にも恋人がいるのに。
なんでこうなったのかは、流れ?としかいえません。
情事とそのあとの腕枕、添い寝の心地よさを教えてもらいました。
すごく幸せでした。
つい先日、わたしは彼氏と別れました。
あの彼の存在が、わたしの中で大きくなりすぎてしまったからでしょう。
わたしが彼をすきなことなんて、
彼にはばればれなんでしょうね。
本気になっちゃだめだよ
もっと早く生まれてたらよかったのにね
たっぷり愛されたあとには何度も釘をさされて。
きゅんとして、満たされて、そのあとに一気に現実を見せられて。
この人がすきなのか、SEXがすきなのか、この状況に酔っているのか。
全部なのかもしれません。
心がどきどきとずきずきを往復しています。
甘いでしょうか?
一番こわいのは、
彼の器が大きすぎて、愛し方が上手すぎて、
これ以上すてきな人と出会えるのか、
彼よりすてきな人に出会えなかったとして満足できるのか?
略奪なんてしたところで目が覚めるだけだとわかっています。
今の彼がいるのは、わたしが彼と出会えたのは、
彼がすてきに見えるのは、9個も上だから。
そうなるべきだとも思うんです。
僕が36歳くらいになっても独身だったら、もらってくれるかな?
そんな一言に、
あと6年、彼女が待ったのと同じだけ、
わたしは彼を待てるのでしょうか。
わたしは彼以外の人と幸せになれているのでしょうか。
それとも、それとも…
きっと引き際が肝心ですね。
彼との思い出を、幸せなままで残すためには。