いろんなお店ってオープンする時は経営者のやる気が凄く出てたり、スタッフも頑張ってたりする。
でもいつの間にかそんな店がダメな働き場所になってしまう事がある。
スタッフ採用、この時に地雷を引いてしまう可能性が非常に高い。
というのも、業種の経験者を採用する場合に「同業他社を荒らしまわったので来た」というスタッフがいる可能性があるからである。
こういう場合はオープニングスタッフなど、雇う企業が地元の横のつながりに乏しい状況で発生しやすい。
その頃、他のスタッフや経営側は技術面では助かってるので口出しがしづらくなってしまう。そして…
表向きにはそんなことは明言されないだろう。しかし、徐々に経験の浅いスタッフが辞めて行ってしまう。
この時までに何とか対策ができなければ、もはやスパイラルは動き出してしまう。
人手が減ってしまうと同時に職場にいる人数が減ることが起きたりして、各スタッフの負担が増える。徐々に、ではあるが。
経験者が暴君となってしまった場合、経営者がその経験者を切ってでも止めなければどうしようもないのだが、
こういう状況においては、もう一人たりとも人手を減らさないようにしようと考える方が先決になり、人間関係の問題は後回しになりがちである。そうなると余計に…
こうして、人材は減っていく。
これが止まる方法は二つ。経営者が人手不足を覚悟の上で暴君を切るか、その暴君自身が仕事に飽きたり負担が増えたことに嫌気がさして辞めるかのどちらかである。
年度明けなど、どうしてもスタッフが入れ替わりやすい時期を除いて、「スタッフ急募」とか面接で「人手が少なくて…」
みたいなことを言う企業があった時、それは8割方このスパイラルに陥っていることだろう。
恐らく、人手が減った原因になる人物が、まだそこにいるはずだから。