ここでいうバカとは偏差値的な頭の良し悪しではなく、他人に対する想像力が足りなかったり自己中心的であったり言動に悪意のある人間のことである。
泥酔し電車の座席に横になって寝る輩、店員に周りに聞こえるほど大声で怒鳴りだす輩、嫉妬心から同僚に嫌がらせを仕掛けるダメ社員、などなど、、。
日常生活を営む上で運悪くこういったバカと遭遇してしまった場合、一旦不快感を抱いてしまうと調子が狂って本来の判断力が失われ、出来ることも出来なくなってしまう。非常に歯がゆい。
こういった場合は対等な人物として扱うに値しない理由を見つけ出し、適切に見下すのが良い。決して対等な立場で怒りをあらわにしてはいけない。
例えば、犬が部屋の中でフンをしたり、3才児が部屋の壁にイタズラ描きしても本気で怒る人間はいないだろう。「あーあーもう、しょうがないなあ」という感じだ。
なぜ犬や子供に本気で怒り出さないのだろう。これは相手を適切に見下し、対等な立場で見ていないから。怒ってもしょうがない、対等な言葉が通じる相手だと思っていないからだ。
バカに対する対処も同じような扱い方をすればいい。
身内であれば、怒るのではなく冷静に叱る。
他人なら「しょうがないなあ」と思って冷静に対処、もしくはスルーし、興味を持たないようにする。
バカを適切に見下すことで怒りで自分を見失うことがなくなるし、相手がケンカ腰でも礼儀と節度を持って諭すことも可能となる。この感覚を突き詰めれば相手に逆に可愛さを感じることもできる。
集団の中でバカをフィルタリングすると自然と立場が見えてくるので、格上の人間に敬意を払うこともできる。
人事に対してイラッとするんだよ。 仕事する気がないバカ社員を取るなと。 嫉妬心から同僚に嫌がらせを仕掛けるダメ社員