彼らの情報商材に中身は無い。少なくとも対価の1/1000の価値も無い。
にもかかわらず「必ず儲かる」といったようなキーワードで宣伝ができるのはなぜだろう?
「利率50%保障」や「必ず幸運が手に入る!」という表記は詐欺罪や景品表示法違反でしょっぴかれる。
彼らはなぜ捕まらないのだろう。
このあたりに彼らの巧妙さがある。
彼らが売る商材は「情報」であり、これを使えば儲かるという。
ただし、「この情報を上手く使いこなせればね」という前段がつく。
場合によっては、この「方法」とやらを、やはりセミナーやコンサルティングと称して売る。
いったん数十万はたいて商材を買った人は、元をとりたい。だからそれらを追加で買う。そして気づいたら底なし沼にどっぷり...。
中身ペラペラのゴミを大枚はたいて買い、半信半疑でセミナーを受けるも具体性が無いか実現不可能な話ばかり...。
「詐欺だ!」と訴えようとすると彼らはこう切り返す。
「それはあなたのやり方が悪いんですよ、現に○○さんは稼いでいるじゃないですか。もっと頑張って下さいよ...」
教材に否は無い。サポートも完璧。なぜなら、それで儲けている人がいるでしょ?目の前に。
こうやられると、判断力が鈍っている(またはもともと鈍い)カモは反撃できない。
そもそも彼らが売っている情報とは何だろう?
たとえば、「お店のはじめ方」という本があったとして、中に書かれているのは土地選びや届出など実務的なことばかりだとする。
この本が「(上手くやれば)絶対もうかる方法」と称して売っていたら...、どうだろう。
確かに、嘘ではない。
上手くお店をやれれば、確かにもうかる。
問題はそれがとてつもなく難しいということだ。
で、彼らの情報商材もこれと同じだったりする。
中身はサイトの開設方法やSNSでの宣伝方法など、ごくごく常識的な手順ことばかり。それをSNSとかブランディングとかの飾りで覆っているだけだ。
そもそも「上手くやる」才がある人はこんなマニュアルは必要が無い。
たとえば、借金して適当なサイトを作り、そこに高級車をのりまわす自分の姿をアップし、やはり借りた金でガンガン広告を出し、「こうなりたければこのマニュアルを買いましょう」と広めて集まってきた情弱にクズ情報を売るなんて商売を思いつく天才には、全く必要が無いんだな。
だれか詐欺師ドットコムっての作ればいいんじゃない? 掲載基準はGoogleで検索予測に出てくるかどうか 盛り上がること間違いなし
宗教と同じでまともに訴える能力がある人間がひっかからないからだよ。 ひっかかるのは馬鹿ばっか。 損しても自分のせいだと思っちゃうやつばっか。 法律的にも簡単に訴えて勝てる...