クライエントがマイナー変数を持っており、その占める割合が多い程、セラピストはその翻訳に苦労を感じる
「どうして"そんな事"に悩んでこだわっているの」というマイナーペインは人を悲観的に、孤独にさせ得る
翻訳者こっち来い、早く来い、抱え込ませてやるな、通じないと思わせてやるな
そいつ(クライエント)はすでに、歩み寄れるほどの体力はないぜ?
・行動分析が合致してまな板の鯉になれる人間と、力動的な理論で合致してまな板の鯉になれる人間がいる限り精神分析は廃れない
しかし、異なる関数構造で接することが、歩み寄りを促す事もある
また、マクロ的視点でのエビ電すを含んだ治療方略の関数構造は、セラピストとクライエントを安心させるだろう
根拠のあるアプローチと共同作業ほど、クライエント関数構造に親和性のあるものはないだろう
それは成功体験の次に尊い
・SV
「わかったか?」「わかったわ」で済ませるようなSVには賛同しかねる
その程度の不明瞭さに耐えられないで、どうしてマイナーペインを理解できるか
しかし、その不明瞭とそこに由来する不快感は、自分自身のパーソナリティの構造を明らかにする