自由な校風が売りの旧制中学の流れを組む都立トップ校出身だけど、自由すぎてドロップアウトした人とか、非モテもたくさんいる。だから、リア充かどうかって意味じゃ、新興私立と公立の違いはあってないようなものではある。
でもそのほかの部分で、私立の受験マシーンな人とは大きな差はある。
高校のころから好きなことを自由にやることに慣れてる、しかもそれが人と違っても教師も友人も気にしないことから、「みんなと同じ」に対する執着が少ないこと。人と違うことをするリスクが取れること。周りの目を気にせず好きなことを追求できること。
このアドバンテージはかなり大きい。
同級生には、みんなそこそこの大学を出てるけど、普通の会社員もたくさんいるし、会社を興したやつやNPOの代表がいれば、留学してそのまま海外で働いてるやつもいる。もちろん医者も弁護士もいる。漫画家もいる。役者のたまごもいる。失敗したやつも、そこから本人の才覚と努力で復活したやつもいる。この多様性こそが彼岸の差を分けるもっとも大きなものなのだ。何よりみんな楽しそうにしている。
世間の目なんていうつまらないものを気にせず好きなことをする。失敗しても成功しても、辛いことがあっても、それ以上に楽しい瞬間がある人生。それこそが豊かな人生というものでしょう。
つまり、自分の出身校都立トップ校バンザイ、というわけですね?