2013-07-21

知的ゲームで強くなる方法

とあるゲーム日本上位に入ったので、大事な部分を書いておく。

脱中級者になるには知識だけが重要

 ある分野のトップ10%に入るだけなら、知識だけが重要

 知識と書いて、どの程度と思うかもしれないが、「その分野で公開されている情報のすべて」と思ってくれればいい。

 ネットでその分野での著作や有名なサイトなんかは、すべて漁る。

 そしてそこで公開されているものはすべて知っている状態にする。

 この時点で、現状の上級者より知識が溢れていないとだめだ。(なぜ上級者でなくても上級者を超える知識が必要になるかは後述)

 これだけが、中級者と上級者を分けている唯一の部分です。 ほとんどの人は、「ある程度の情報」を得ているだけで、「その分野全体を知っている」わけではなく、その情報の不平等性だけで、勝てます

上級者→上位陣になるには、データーを見て自分コーチするのが重要

 トップ10%になると、回りもかなり強いでしょう。

 ここを抜けて、トップ1%になるには、これまで以上に大変になります

 なぜなら、「基本技を打っているだけでは勝てない」からです。

 しかし、上級者は、「基礎が大事だ」と言います

 ここが味噌です。

 上級者の基礎っていうのは、「その人自身が使うのにフィットした形」になった基礎であり、基礎という体をとったオリジナルになっています

 データーをとるのが重要です。

 データーをとって、客観的自分のどこが弱いのか、どこが強いのかを理解しましょう。 積極的に上級者の意見を聞きましょう。

 そして、データからてらした、自分個性、不得意を埋めていき、「基礎的なワザ」の中で、自分にあったものを「工夫を込めてレベルを上げて」いきましょう。

 この過程が一番苦しいと思います

 ただ練習するだけではだめ、ただ上級者の意見を聞くだけでもだめ、ただデーターを見るだけではだめ。

 人それぞれの体のつくりや思考の速度、得意不得意が違うので、どこで戦略で相手に差をつけられるのか? 相手もすべての基本技を使えるのに、どうやって差をつけるのか?

 しかも、その「差」というのを、「基本技」で作るわけです。

 「基本のレベルで絶対的な差を相手とつける」

 これだけで、トップ1%に入れます

 基礎であるから、絶対に追いつけない差になり、基礎であるからオリジナルが付けば絶対超えられません(それぞれの人が違うので、自分にあったオリジナルな工夫というのは、自分の体、脳みそ、心でしか使えないものからです)


長く続けて弱点を突き続ければ日本トップレベル

 では、最後の話です。

 これは、どの分野でも通じるわけではありませんが。 僕の競技人口が2000万人程度の競技では一応通じます

 これは、できるかどうかは運しだいな面もあります

 「相手に得意技を出させずに、弱点を突き続ける」

 これです。

 いうだけは簡単なのですが、対策をするしない、というだけで、かなり違います

 ですが、1つのクリティカルな弱点突きをするためには、何百回ものトライアルエラーがあります

 それほど、「超上級者の弱点を突く」というのは難しいのです。

 ですが、超上級者の中で、確実に回りに差をつけるのは、これしかありません。

 しかも、これは時とともに使えなかったり、運が悪く、自分の弱点が一方的につかれたりと、どこまでもいたちごっこになります

 そして、超上級者というのは、そういういたちごっこのゲームなのです。

記事への反応(ブックマークコメント)

ログイン ユーザー登録
ようこそ ゲスト さん