2013-05-08

青二才の文章を見てると校正欲が湧く

http://d.hatena.ne.jp/TM2501/20130505/1367758802

青二才は本当に文章が酷い。

こちらが編集とは何かを説明するまでもなく読んだ人に「編集って仕事大事だなぁ」という事を伝えてくれる。

例えば村長についての記述 

僕に編集はできないから本物の編集者であられるkanoseさんみたいなこともできない

編集者として致命的なのはid:dokai3やカノセさんみたいな「わかりやすさ」がないこと。

同じ編集者でもどかいさんはイチイチ説明したり、かのせさんはそもそもそんな言い回しを使わないで、入り方を工夫してくる。

カノセさんはともかく、そこらへんの編集者より「面白いものを書く『だけ』」なら僕でもできる

使用する言語が統一できてない。カノセは何人いるんだ。どのカノセが村長だ。 村長ベロリンマンか。 それとも村長はてな村に偏在するのか。

このかのせ表記などはは細かい問題の指摘であるのだが、他にも問題が多すぎる。

大きい問題については悪文かどうかという問題ですらなくなる。

私は青二才の文章を見ていると校正欲が湧く。

不思議といえば不思議だが、これはおそらく私が「コイツ文章なめてるな」って感じてしまうからなんだろう。

末端ではあるが文章に関わる仕事をしている者としてプライドを刺激されるようだ。

黙ってボツにするだけでは気が済まない。

捨てるにしても、ズタズタに切り裂いてからこちらで手を加え、最低限まともな形にしてからにしないとゴミ箱が汚れる気がする。

さらに、上に書いたような感じであれこれ説教せずにはいられない。

何の得にもならないが、「これをそのまま文章として扱ってはいけない」という使命感のようなものが私を突き動かすのかもしれない。


余談だが編集について。

青二才にはせめて「編集 しごと」で検索して出てきた記事を読んだり、「はじめての編集」「知の編集工学」あたりから読んだりしていただきたい。

自分同人誌出版して、自分同人誌について増田校正受けて、雑誌寄稿することを体験して

まだ編集者仕事についておぼろげなイメージすらつかめないものなのかね。

一度でも寄稿した人は、まして自分同人誌作った人は、その重要性を身にしみて理解すると思うんだがね。

そのdokai3やrepublic1963とやらがどれだけの作業をこなしたか、その意味は、といったことを想像できないものかね。

自分同人誌出版する時どれだけのことを考えて、どれだけの作業したのかね。

自分が作った同人誌と、自分寄稿した雑誌の出来の間にどれだけの差があるのかわからないものかね。

本一冊作るために必要工程すら理解できないのに、商売なんてできるのかね。

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