溜まっていた立替金精算してもらって懐が少し温かくなっていた帰り道
夏の日差しで頭がくらくらしたのでカフェに寄ってジュース飲んでいこうと
思って熊本の大通りを歩いていた増田はカフェの数個前のビルの入り口に置かれていた店名の無い看板を発見した
どうやら昭和の懐かしいおもちゃがたくさん揃えている店がこのビルの4階にあるらしい
階段を登ると3階付近に赤い小椅子と灰皿の置いてある汚い踊り場があって戸惑いながら
横を見ると更に急な階段があってこれが4階に続いていた エレベーター?そんなものは無い
登ると4階のドアの開いた屋根裏部屋みたいな部屋にドアからあふれ出しそうなほどおもちゃが見えた
いかにも昭和時代のコレクターっぽいおじさんが出てきたので探しているものを告げると探してきてドアの前の通路の床に直接置いて
みせてくれた(店内は床までおもちゃに埋もれてて足の踏み場はほとんどない)
「完品コレクター」が見たら卒倒するような扱い方だけど、状態にはあまりこだわらない性質なのでそこはいい
値段も超良心的だったし
ネットはしないそうだ 探すときのわくわく感が無くなるから 口コミと店の前の看板が全てらしい
それは口コミでもなかなか広がらないわけだ 珍しいもの多いから教えたくなる人少なそう
熊本の大規模コレクターズショップはどこも割りと最近のアイテムしか置いていないからな
30~40代が喜びそうな昭和中期~後期のおもちゃがぎっちりでコレクターによるコレクターの為の店だった
自分で目的の物を探すのは不可能なほどコレクターアイテムが溢れているので素直におじさんに聞くのが一番
増田はおもちゃも気に入ったけどあのビルの3~4階の間取りも面白いなと思った
熊本にいる(行く)アラサー・アラフォーの増田達は探してみるといい
詳しい場所?教えな~い ああいう店は自力で遭遇するのが楽しいのでその楽しみを完全に取り上げるつもりは無い
月末の給料日にはあの店にまた行ってみようと思った