2012-08-08

シンガポール少子化対策

シンガポール教育水準の向上政策を熱心に行っていて、若年層を中心に急激な高学歴化が進んでいる。

しかし男女共に高学歴になり、若者が皆高収入ハードな職に就くことによって、恋愛離れと少子化も同時に進んでいる。

そこで政府が打ち出したのが「ラブボートプロジェクト

高学歴独身男女に招待状を送付し、遊覧船クルージングや高級レストランでの豪華な食事、

国内リゾート地での一泊旅行など出会いの場とムード提供高学歴夫婦が2万組誕生したという。

シンガポールは国土が狭いし資源も無いので、貿易技術で生きていくしかない。要するに、頭脳労働者しか必要ない。

から移民審査も厳しく、高学歴でないと審査に通らないし、結婚が推奨されるのも高学歴ばかり。

政府高官も「高学歴男性は、自分の子供に賢くあって欲しいと思うなら、高学歴女性結婚するべきだ」と公言している。

頭脳環境で育つ部分も多いが、遺伝的要素も高いという結果が出ている(一卵性の双子を用いたアメリカ実験)。

シンガポールは「頭のいい人しか必要ない」と堂々主張する、優生学の支配する国家になっていくのかもしれない。

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