2012-05-14

もっと簡単に言うよ。他の動物を食べて人間を食べていけない理由は何?

http://anond.hatelabo.jp/20120512113838

よく捕鯨団体が「イルカクジラは知能が高くかわいいから殺してはいけない」と言うことに対して、

それは理由にならないという反論があるよね。

じゃあ知能の高さや愛着が食べていけないことの理由にならないなら、人間も捕食対象としてあり得るのではないか

人間が増えすぎて生態系が脅かされているならなおのことね。

人間に限らずどんな生物も他に食べるものがない時とか繁殖終了後の栄養必要とき以外は基本的に共食いをしない。

動物世界法律なんてないのに。

から進化のために同種族内での淘汰はあっても、捕食による淘汰だけはせめて避けて子孫を繁栄させるため」に共食いはしないのだろうと結論付けた。

同種族で殺し合うのと日常的な共食いをするのは意味が違う。

自分の肉体の一部とするべく栄養素として摂取する行為、かつ個体数を恒常的に一定数減らす結果をもたらす捕食行為と、

餌などの資源繁殖やその他利害をめぐった争いの果ての同種族同士の殺し合いをなぜ同一視するの?

ということもあって最初に「食べるための殺害は殺生ではない」と書いていたのに。

種族の保存が否定されているならなんで生物が何万年も繁殖を続けているのよ。

自分を保持したいという本能がなければ危険信号としての痛みも感じないし心臓も動かない血液も流れない汗もかかない食欲も睡眠欲もわかない、

種族を保持したいと思わないなら性欲もない。

現状としてルールを作ったという以上に人を食べていけないという理由は無い。

生物的な理由があるとすれば

「共食いは種族の繁栄を阻害するから

(全ての種族が、常時自種族以外の捕食対象の選択肢を備えておいた方が、自種族の保存に有利だから)」ということだけだろうが、

既に食物連鎖を外れている人間にはこれは当てはまらないだろうし、

他の動物を食べるために殺す(殺生ではないとは言え知性を持った人間にとっては原罪である

ぐらいならば、自然に従わなくていい唯一の種族ということであるならばなおのこと、

人間同士で何らかのルールの下で共食いをして、他の動物の命を救おうという考え方もあっていいのではないだろうか。

あるいは、再度食物連鎖の中に組み込まれて、他の動物に食われる環境に甘んじることも、不自然な姿ではないのではないか

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