2012-02-23

休眠口座より膨大な埋蔵金、争続埋蔵金直系卑属外相続金

ネット銀行は「便利」だが、隠れた盲点があって、

 「預金者死亡時に、預金存在が気付かれにくい」というデメリットがあるらしい。

 通常の銀行であれば、「通帳」という紙媒体があるので、気付かれやすいのだが、

 通帳が存在しないネット銀だと、それが難しい。

 今はまだ問題が表面化していないが、数十年後には、

 ネット銀行で膨大な量の「休眠口座」が発生するんだろうなあ・・・

家庭裁判所相続相談件数は18万件で、全死亡者の15%にも達するらしい。

 で、家裁にまで「もつれ込む」のは相当にトラブルがこじれた場合なので、

 「些細な相続トラブルまで含めれば、相続トラブルもっと多い」との見方もある。

★例えば、兄が「隠されていた通帳を見つけた!」と喜んで報告すると、

 弟は正直に喜ばず、「実はもう1通通帳があって、それも兄は見つけたが

 その事実隠してるんじゃないか?」と疑心暗鬼になることがママあるらしい。

野村資本市場研究所の推計では、

 「相続の発生額=50兆円」らしい。

 日本の死亡者数が約100万人だから、1人当たり平均5,000万円である

 もし法定相続範囲を直系卑属に限定し、又直系卑属存在相続が全体の

 20%程度あると仮定すると、

 「法定相続範囲の変更で、10兆円を国庫帰属させることが出来る」ことになる。

 これぞ、休眠口座とはケタが違う「埋蔵金である

相続トラブル(争族)の弊害

 争族財産の総額は、18万件×5,000万円=9兆円

 9兆円もの金額が、最終相続者を決定できずに宙ぶらりんになっていることになる。

 仮に「争族の場合、最終相続者決定に、通常相続より1年余分にかかる」

 とした場合、1年分の金利分が「損」になる。

 仮に金利1%と仮定したら、9兆円×1%=900億円だ。

 

 「カネは天下の周りモノ」の観点で言えば、9兆円を死蔵させることで、

 毎年900億円は社会的に損していることになる。

 又、争族に費やすコストもバカにできない。

 家庭裁判所裁判官弁護士、そして当事者が、争族のために人件費やら交通費やらを掛けることになる。

 仮に1件当たり総当事者の総コストが50万円掛かっている、と仮定したら、

 18万件×50万円=900億円/年、ロスしている。

 つまり社会的には、「争続」のために、

 金利900億円+人件費等900億円=1,800億円、損していることになる。

 この「争族」を避ける社会整備を進めれば、社会的メリットは大きい。

 なお、直系卑属存在相続場合、「争続」になり勝ちな傾向がある。

 法定相続範囲を直系卑属に限定することによって、「争続」件数抑制もできそうだ。

記事への反応(ブックマークコメント)

ログイン ユーザー登録
ようこそ ゲスト さん