2011-12-20

鳥山明を超える漫画家って未来永劫でないんじゃないだろうか

この間漫画喫茶ドラゴンボールを改めて読んでみたんだけど、画力が圧倒的だってわかった。

脳内アニメ再生されるような臨場感

画力だけで、迫力、スピード臨場感世界観、全てがなりたってる。

今読むと、ストーリーセリフも珍しい部分はそうないんだよね。

むしろ、編集に言われるままに新シリーズキャラを出し続け場当たり的に続けたんだろうなって感想さえ受ける。

トランクスなんていうふざけた名前キャラが準主人公でも不自然がないのはさ、あれは実は画力によるとこだったんだよ。

ベジータセリフって独特の雰囲気がするじゃん。

でも、セリフだけ抜き出すと月並み

ベジータセリフも、ベジータの行動も、ベジータがっていう前提がある素晴らしい。

ベジータらしさをどうやって演出してるかっていうと、初出は典型的悪党だったし、ナメック星はいきがった小物だったし、じゃあなんで人造人間からの魅力はどっから来てるんだ?ベジータらしさってどこでわかるんだ?って思えば、恐るべきことに、単純に、絵をみればわかるということ。

ドラゴンボール戦闘力という強さの数値化を発明したように僕は思っていたんだが、数字よりモブの解説より、なによりも絵で強さを表現するということの凄さ

外国でウケたってのもわかるわ。

ニンジャがでなくても、サムライがでなくても、誤訳があろうと、識字率が低かろうと、文化的な前提が違おうと、きっと理解できるだろうなって思った。

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