2015-04-18

自分監視する他人の目

えー、こうやって文章を書くのも久しぶりで。

多分そのうち恥ずかしくなって消してしまいそう。

後で自分を振り返る唯一の手段だってのに。

馬鹿からすぐに捨てちまうんだ。

前置きは置いといて。

今、満喫でダイの大冒険を読んでいる。

とても面白い

率直に言って感動するレベルだ。

ただその感動にもレベルってやつはあるみたいで。

なんというか上っ面の感動なんだよ。

これは作品が悪いとかじゃなくて。

俺の心に問題があって。

読んでる途中に頭のどっかで批評している自分がいるんだ。

その批評ってのが純粋自分の中からまれているならまだマシで。

いつかネットで読みかじったようなありきたりな批評が浮かんでくるんだ。

「ここの展開引っ張りすぎ」とか「この展開ありがちだわ」とか「これ見たらフェミの連中はキレるだろうな」とか。

いつからか俺の頭は自分ものを考えるということをしなくなったようだ(元からしていたのかは置いといて)。

心のどこかでずっと他人が見ているんだ、俺のことを。

「こういう風に感じているのを誰かに馬鹿にされたらどうしよう」とかそんな感じで。

それはれっきとした他人じゃなくて俺の自意識が生んだ架空存在なのは百も承知なんだけど。

こういう考えが浮かんでくるようになった原因は分かってるんだ。

小6~中3ぐらいかな、主観的レベルでの話だが、家庭環境が最悪だった。

掘り下げたいけど俺の力量じゃあ今は無理だ。

とにかく今のところ人生で最高に家の居心地が悪くて一番家族が嫌いだったことだけは確かだ。

要は家の中に居場所がなかったわけ。

ところがどっこい、人間ってやつには居場所必要らしい。

勝手思い込みかもしれないけど家庭って多くの人にとっては自分の居場所だと思うんだ。

で、俺にはそれが無かったわけ。

じゃあどうすんのかって言ったら簡単な話で家の外に居場所を作ればいい。

ひょっとしたらこっちのパターンの人のほうが多いのかもな。

それはクラスメートだったり部活友達だったり。

まあそれはそれでありだと思うんだよ。

俺もそのパターンだった。

問題なのはこっから先だ。

俺は居場所を作るのに必死だった。

なんとしても居場所を作らなきゃいけない。

最も恐れるのは居場所がないことだ。

そのためにはどうすればいいのか。

簡単だ、嫌われないようにすればいい。

それまでに嫌われたがために居場所を失ってきた連中は山ほど見てきた。

から素の自分さらけ出しても自分の傍にいてくれる人を探すんじゃなくて、誰にも嫌われないような最大公約数人間を演じることに終始した。

本当の居場所を見つけるには前者のほうが正しいってのは今になってわかる。

でもその時は分からなかった。

おかげで今のところ誰かに嫌われているという自覚を持ったことはない。

しかしたら俺が鈍感すぎて気づいていないだけかもしれないけど。

でも最近になってもう耐えきれなくなってきた。

自分が何なのか分からなくなってきた。

そこで知りたいのが

①「自分監視する誰かが常に自分の中にいる」これは誰にでもある感覚なのか。

②この問題はどうすれば乗り越えられるのか。

増田たちの意見を聞きたい。

【追記】

想像以上のたくさんの人に読んでもらったみたいでびっくりしてる。

実はここに投稿するのは今回が初めてで1つでもコメントがついてりゃ上等、ぐらいの気持ちでいたんだけど。

一つ一つに返信したいけどそれはできない。

かといって特定コメントにだけ返信するのも悪いので返信はしない。

から読んでくれた人、コメント書いてくれた人全員に向けて。

本当に参考になる意見が沢山あった。

正直言って論理展開無茶苦茶の読みづらい文だったと思う。

それでも僕の気持ちを読み取って共感してくれる人もいた。

一人じゃないっていうことが心の支えになる。

当たり前だけど俺と違う考えの人もいる。

でもその人が現実にいるということがわかる。

それも貴重なことなんだ。

読んだだけの人も読んでくれるだけでいい。

こんな奴がいるってことを知ってくれたから。

みんな、ありがとう

  • これは完全に個人的な感覚なので参考にはならないかもしれないが… ①「自分を監視する誰かが常に自分の中にいる」これは誰にでもある感覚なのか。 ものすごく可笑しい時に「なん...

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  • ①、すげえある 脳内の自分じゃない自分(時にそれは実在する知人やネットに犇めく知らない人々の形をとる)に常に叩かれ罵倒され卑下され蔑まれ続けてる。 だから自分はダメな...

  • ①、すげえある 脳内の自分じゃない自分(時にそれは実在する知人やネットに犇めく知らない人々の形をとる)に常に叩かれ罵倒され卑下され蔑まれ続けてる。 だから自分はダメな...

  • そういう感情を自分は持ってないなあ

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