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はてなキーワード: 昭和歌謡大全集とは

2018-03-20

anond:20180317174439

1970年代は案外その手の作品が多い、漫画ならジョージ秋山の「銭ゲバ」とか、望月三起也の「ジャパッシュ」とか雁谷哲の「野望の王国」とかな。成り上がり系とファシズム系w

映画だと「野獣死すべし」とか「復讐するは我にあり」とかかなあ。どっちも凶悪犯罪者ヒーロー

バブル時代には柳沢きみおの「青き炎」とか「ディーノ」なんてのがある。こっちは悪のエリート系だな。

けっこう笑えるのが村上龍の「昭和歌謡大全集」。ダメオタク殺人鬼になることで非常に積極的な男になる怪作w ぽんぽん人が死ぬけどふしぎと陰惨な感じがない。

同様に殺人鬼ヒーローなのに明朗なら作風ならタランティーノ映画ナチュラルボーン キラーズ」もある。

2015-08-20

テレビ音楽背中

テレビからよく「懐メロ」なるもの特集が流れたりする。

見たことある人は知っての通り大半は1960~70年代の、下手をすればそれ以前の昭和歌謡大全集みたいなものだったりする。

本音を言えば、当時の流行を知って、世代である職場上司や父と話を合わせるのにはいい。

いいが、それ以上に価値を見いだせない番組だとしか思っていない。正直当時のセンス自分の好みではない。

ハッキリ言えばダサい。うすら寒い。カッコよくない。←ここ重要

世代間での感性格差あくまで一個人の感想なので目くじら立てないで欲しい。


父は御多分にもれず昭和歌謡の全盛期を経験した世代で、当時の特集が組まれると録画をするくらい好きだ。

録画された番組を見ては家族に当時の思い出話や歌手の素晴らしさを説いている。

その姿は実に楽しそうだが、時折無言になっては番組をジッと見ている時間が必ずある。

その背中を眺めると、懐かしさにとらわれているのかもしれない背中だと思う。下手をすれば哀愁すら漂ってくる背中だと思う。


その背中を見て、ふと気付いた。

あぁ、これは未来自分の姿なんだと。

新しい時代だと、素晴らしい音楽だと信じた過去に寄り添うばかりの、懐かしさに依存するだけの残骸なのだと。

面白いもの面白いと言いつつも、結局自分経験した青春を引きずるだけの残滓なんだと。

探究心と好奇心が抜け落ちた末の、自分の姿そのものなんだと。

そう思うと背筋が寒くなってきた。

未来の誰かが自分背中を見つめている気がした。

 
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