はてなキーワード: ウリボウとは
北陸地方の端っこに住んでいる。あの地震の影響はそこまで受けてない。端の方に生まれたのが幸いだった。
山間部に住んでいて、二車線の国道が通っているのだが、ひとつ隣の住民がよろしくないことをしてる。
山が近いので、我が家の周辺では動物の死体が多い。週に一度はそこいらで死んでいるのを見る。
道路でタヌキその他の野生動物が車に轢かれて死んでいる。田畑や里道水路での自然死も多い。
うちの庭でも、カラスとかウリボウとかイタチっぽいのが死んでいたことが何度もあった。その度に、自分で片付けないといけない。一般ごみとして袋に入れて、ごみステーションに出している。
シカやイノシシが死んでたらどうすればいいのだろうと、不安に悩まされる。インターネット検索で産廃業者をあたったところ、見積額は5万超だった。マジかよ、どうすりゃいいんだよと思った。
しかし、上記の我が家のひとつ隣に住んでいるおじさんは、おそらく自分の田畑で死んでいる動物を、なんと……国道の歩道に引っ張り出すのだ。それで、鍬とか鋤とか農具を使って動物の肢体を傷つける。その後は、道路を管理している官庁に電話をして、その死体を引き取りに来てもらうのである。
「イノシシが道路で死んでる。片付けてくれ!」って、携帯電話で話してるのを何度か聞いている。
法律的にアウトだと思う。だって、道路の管理者である石川県を騙しているからだ。これって本当にアリなんだろうか。警察に相談した方がいいのだろうか。相談できるところがないので、増田でちょっと相談してみたかった。
京都在住。夫婦ともに登山が趣味にしてる。先日夫と一緒に、山の中にある神社から山頂に続く登山道を登っていた。すると、道の真ん中にウリボウの死体があった。成獣に近いサイズの。
可哀想だと思ったのと、早くどかさないと病気が広がるかもしれないと思い、下山後に市役所に電話をした。その時は、こんなやり取りだった。
「それはどなたの所有の土地ですか」
「そこは神社の土地と思われます。神社の人が撤去してもらう必要があります」
「里道なのに?」
「林道や市道はうちで管理しますが、山は対象外です。所有者責任になります」
「どかしません。自然に死んだものであれば、山の中にそのままにしてください」
「病気が広がったらどうするの?」
「土地の所有者の責任です。豚熱の可能性もありますが、人間には感染しません」
取りつく島のない様子だった。私は、こういった仕事は公共機関の人が処理すべきだと思っている。
今も、あのウリボウは登山道の真ん中で死んでいる。可哀想に……。
ほかの登山者のためにもアレをどうにかしたい。増田民の人で、何かお知恵をお借りできる方がいたら何卒お願いしたい。真剣に悩んでいる。