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2016-07-09

ベーチェット病かもしれない

ここ数年、しばしば視界にかすみのような、もやのようなものが出てくることがあった。右目に多いけど、たまに左目も起こる。一週間くらいすると、そのもやはなくなる。かなり見えづらかったけど、特に痛みはないし一週間くらいで治るので、そこまで重く受け止めてはなかった。

そのもやが出てない時に眼科に行く機会があったので眼底検査等もやってもらって、網膜剥離を起こしているわけではないことを確認してもらっていた。自分ではそのもやのことを飛蚊症だと思っていたので、「時々飛蚊症がひどくなるんですけど、しばらくすると治ります」と眼科医に伝えると、「ほっといても治るなら大丈夫だよ」みたいなことを言われていたので、これも症状を軽く見ていた原因の一つだった。

先週から右目にまたもやが出てきてしまったが、前回までの症状と違いがあった。それは充血と痛み。激痛ではないものの、それなりに痛い。痛いのはつらいので、さすがにすぐに眼科に行った。診断はぶどう膜炎一種虹彩炎。もらった目薬をさしていたら、痛みはすぐひき、もやも若干だが改善された。しかし、昨日から左目にもかすかにもやが出始めた。今日その旨を眼科医に伝えると「虹彩だけでなく奥のぶどう膜が炎症を起こしているのかもしれない。でも、まだ左目には炎症は見て取れない。もしもっと左目がひどくなったら受診して。片目だけの症状と両目に症状が出るのはまた違うから」と言われた。

両目だとどう違うんだろうと思って自分で調べていると、「ベーチェット病」というのが原因の一つとして出てきた。症状は複数あるようで、自分に当てはまる点がいくつかあった。口内炎が出来やすいこと、皮膚の炎症、副睾丸炎などだ。口内炎については、まあ出来やすい体質の人も多いだろう。皮膚についても、小さい頃はアトピーだと言われていて、最近アトピーじゃなくて乾燥とかで炎症を起こしてるだけと言われた。そこまでひどいものではないし、長い付き合いなので、そこまで気にならない。

睾丸炎は結構辛い。1ヶ月起きくらいに右か左の副睾丸が腫れ上がり、高熱熱が出る。泌尿器科にかかっても「原因はわからない。こんな繰り返すような、また右左問わない症例は見たことがない」と言われたので、体質なのかなあと思いつつ適当ロキソニンを飲んでやり過ごしていた。

目についても副睾丸についても特にここ3年くらいで出てきた症状なので、もしかたらこベーチェット病なのかもしれない。もちろん詳しく見てもらわないとわからないのだが。

もし、ベーチェット病だったとすると1つだけ嬉しいことがある。それは「しんどさ・だるさを病気のせいにできる」ことだ。やっぱりここ数年のことだが、とにかく疲れやすく体がだるい。そのせいで、思うように勉強仕事ができず、「みんながんばっているのに、自分は頑張れない。ダメなやつだ」とずっと思っていた。しかし、これが、もしベーチェット病によるだるさだとすれば、私自身は悪くないのだ。決して怠慢なわけではなかったのだ。もちろん現実は何も変わらないのだけど、自分の中で何か折り合いがつくような気分になった。

もしベーチェット病だったら、簡単に治る病気ではないようでとつも大変そうだけど、なんとなく救われたような気分になって、それはそれで悪くないのかなと思った。

2012-04-13

目に注射した話

先週あたりから突然目に痛みを感じるようになって、眼科に行ってみたら『強膜炎』と診断された。

それでいくつか目薬を出されて、まめにさしていたんだけど、今日病院行ったら「結構重傷ですねー」とか言われて、大学病院に行くことに。(『ぶどう膜炎』にレベルアップしたらしい)

それだけでも結構修羅場なんだけど、大学病院で何人かの先生に診断を受けたところ、もう点眼薬が効かない状態まで目の炎症が進んでいるとのこと。

先生「ここまで炎症がひどいと、目に注射しないとだめですね。注射すればよくなりますから

心の修羅場の風速が一気に嵐に変わった。血の気が引いた。

目に注射?!まじ?!まじで?!

俺「あ、あの痛くないですかね…」

先生麻酔効かせますから

そうだ、麻酔が効いてるんだから大丈夫だ!と自分に言い聞かせるも、心拍数は上がるばかり。

目に注射…目に注射…目に注射…目に注射

準備が整うまでの待ち時間はほんとに地獄だった。

そらから別室に呼ばれて、ベットに寝かされた。看護婦っぽい人に「どっちの目ですか?」と聞かれたので「症状があるのは右目ですけど…」と自信なさげに答えたが、看護婦さんは先生に確認する様子はなし。確認してくれー!と心の中で悲鳴を上げてたら、先生がきた。注射を打つの先生らしい。

先生機械で目を開けますからね」

といわれて、強制的にまぶたを開いておく器具をつけられる。恐ろしいことに注射針が見える程度には視力が残っていた。

淡々注射器の準備を進めるスタッフの人たち。

(絶対瞳が動く!)(というか、針を直視したら絶対に逃げる!)と恐怖心がピークに達して頃にその時はきた。

先生「上向いててください。目薬さしますね」と目薬を2~3滴。

先生「ずっと下を向いててくださいね

緊張でガッチガチになりながら必死で下を向いていると、目に何かが刺さるのがわかった。麻酔が効いているのかあんまり痛みはない。下を向いているせいで、視界に注射器が映ることはなかった。

「下向いててくださいな-」と言われながら、たぶん1分ほどで注射は終わった。

その後、ガーゼを渡されて目を押さえながらしばらく寝た後、再度問診・採血をやってその日の治療は終了。

ガーゼが取ってみたら血の涙…をイメージしていたけど、うっすらピンクになってるぐらいで出血の形跡はほとんどなかった。

だた赤いゼリー状の物体がガーゼについてて、注射したところの目の組織に思えて怖かった…

いまのところ注射が効いたのか、痛みはだいたい収まったように思う。

右目の視界は白濁してて失明するかもしれないという不安はあるけれど、目の注射の恐怖を乗り越えられた安心感でなんとかなる気もしてる(何の根拠もないけど)

まあ、とにかく人生で10本の指にははい修羅場だった。

死ぬかと思った

 
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