2023-08-23

強がる。悪口を言う。論理的議論が出来ない。

このあたりの態度をとることの大本はどこかで繋がっている。

 

言葉論理よりレッテルで考えている。

同じ言葉文脈によって褒め言葉にも悪口にもなるということが理解できない。

ひとつ言葉を「武器」に出来ると思うと、その言葉だけをひたすら繰り返す。

その言葉を「武器」だと認識すると、悪い意味で言われていないときでも少しの躊躇いもなく怒る。

 

例えば、「ユニーク」という言葉悪口だと何かのきっかけで思い込む。

そうすると、どんなに良い場面で使われても「急にディスられた」と認識する。

気に入らないことや気に入らない相手がいると、場面にそぐわなくても「ユニークだ」「ユニークだ」と連呼して憂さを晴らす。

その意味他人に伝わらなくても、自分言葉が間違っているからだとは考えない。

「この言葉を通して伝えたい俺の思いを何故理解しない」とさらに繰り返すだけである

 

驚くべきことにこの行動パターン抑制後天的「教育」はあまり役に立っていない。

国立理系大学卒業たかなりの受験エリートでこういう人間を、自分はたくさん知っている。

・小さな子供を「若い」と言うことが許せず、「ガキ」と言わなければいけないと固執する。

・「ブス専」を自称したがり、「別に言うほど(その相手が)ブスじゃない」という否定を何故かとても嫌がる。

・「哀れ」という言葉否定的な意味でのみ使い、どんなに弱い生き物も普通に可哀想がるという発想ができない。

などなど。

 

ただ言葉を間違えて覚えていると言うのとは違う。

うる覚え」を「うろ覚え」と訂正されて、「ああ間違った」と思うような改善がそこには存在しない。

「この言葉はこのもの(大抵は不快な何か)に結びつけられていなければならない」という強硬な執着のようなもの存在するのである

 

論理的議論が出来るかどうか」を見るのに、この思い込みの有無は最低基準でないかと思う。

繰り返すように、経験上これは単なるペーパーテストの成績ではなかなかわからない。

ペーパーテストには全く支障がないどころか、ある意味で向いているような反射神経の結果だからである

 

あなた身の回りにもこういう人、いませんか?

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