2023-07-29

隣に住んでいたはるかちゃん

拝啓

お元気ですか。

今はお互い実家を離れて暮らしているので、会う機会は全く無くなってしまいましたね。

はるかちゃんが隣に引っ越してきたのは、私が小学2年生の頃でした。

一つ年上だったはるかちゃんは、私より身長が高かったのもあるせいかとても大人びて見え、白い肌に映えるそばかすがとても可愛らしい女の子でした。

覚えていますか。

玄関から入るのが面倒になって、真向かいにある窓からお互いの家に行き来していたこと。

はるかちゃんの家ではちびポケハウス、私の家ではリカちゃん人形でよく遊んでいましたね。

一時期はリコーダーを吹いて合図をしていたこともありました。

はるかちゃんの家で見た、寝る時に着ける歯列矯正ヘッドギアは今でもトラウマです。

覚えていますか。

うちのガレージレジャーシートを広げてよく遊んだこと。

はるかちゃんは、私の足の爪にマニキュアを塗ってくれたこともありましたね。

百均マニキュアでも、私にとっては十分なおめかしでした。

古本屋で見かけた少しエッチ漫画の話をしたこともありましたね。

幼かった私たちは「あんなの何がいいんだろうね?」と笑い話にしていました。

覚えていますか。

家にお泊まりに来た時、一緒にお風呂に入ったこと。

私はまだまだ幼児体型でしたが、はるかちゃんわずかに膨らみかけた胸を見て、いくら女同士とはいえ、なんだかいけないことをしている気分になり、少しドキドキしていました。

湯船に浸かり、学校での出来事など他愛もない話をした後、またエッチ漫画話題になりました。

「こういうの、漫画で見たんだぁ」

そういって、ボディータオルを使って『透けた服ごっこ』を始めた私たちは、お互いの身体タオルを張りつけ合いましたね。

胸元の少しの勾配に乗せた、薄水色のタオルから透ける乳頭は、とても魅惑的でした。

その後のはるかちゃんから提案は、私は忘れもしません。

「お互いのお股を触り合いっこしてみない?」

私は驚ました。

大人がお股を触り合いっこするのは知っていましたが、女同士で触るのは、古本屋で見たエッチ漫画には描かれていなかったからです。

「え〜。できるかな?」

そう言いつつ、ためらいよりも好奇心が勝ってしまった私は、「やってみるね」と言い、あなたの素肌に触れる決意をしました。

湯船の中で、脚を肩幅に開いて立つあなたの脚の間に腕を伸ばし、そのままゆっくりと上げて、肘と手首の真ん中ら辺をそっとお股に沿わせました。

そしてそのままゆっくりと腕を引き抜きました。

手のひらで感じたあなたのお股は、お湯で濡れていました。

「どう?どんな感じ?」

「なんだかお股がくすぐったい」

あなたは笑い、「私も触ってあげるね」と言いました。

私は静かに頷き、ゆっくり立ち上がると、あなたと同じように脚を開きました。

あなたの細く白い腕が私のお股に触れた時、私は衝撃が走りました。

なぜなら、とても変な感じだったからです。

もちろん、トイレで用を足したときに拭くときや、お風呂身体を洗うときなど、自分自分のお股に触れたことはありましたが、それとは全く違う感覚になりました。

「どうだった?」

「ほんとだ。くすぐったいね

あの時、私はそう言いましたが、本当はくすぐったくはなかったのです。

くすぐったいとは少し違うと思いましたが、それ以外にその感覚説明する言葉が分からなかったのです。

漫画でしていること、ほんとによく分からいね

「そうだね」

幼かった私たちは、そう言って笑い、あまり長風呂するとお母さんに怒られるからとお風呂を上がりました。

それからは、私の家族が転勤になりしばらく地元を離れて暮らしたこともあり、地元に戻ってから学校も違ったので遊ぶ機会もなくなり、現在にまで疎遠になってしまいましたね。

20歳になって初めての彼氏ができるまで、私に触れたのははるかちゃんただ一人でした。

あの夜から20年以上経ちましたが、あの日の胸の高まりは忘れることはできません。

はるかちゃんは覚えていますか。

敬具

名前はもちろん仮名ですが、起こったことは全て事実です。

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