2022-10-25

知り合いの飲食店経営者の話

はいつもSNS活用しておすすめメニューや新しいサービスイベントお酒を告知している

しかしながらこのコロナ禍と微妙に冷えてきた景気のせいか、一昨年から5回に一度くらいの頻度で「このままで潰れてしまう…」とネガティブ投稿をするようになった

そういった投稿があるたびに、常連客が顔を見に行き酒を飲み料理を食べるの繰り返しで、最初の頃は私も微力ながらと先払いの飲食チケットを購入したり、テイクアウトを利用していた

最近でも相変わらず「暇です」「閑古鳥が鳴いています」「せっかく開封した日本酒が…」と、同情心を掻き立てるような投稿を繰り返し、その都度、誰かしらが顔を出していた

先日、彼の2つめの個人アカウントたまたま目にすることがあった

そこには驚くほどの美食ぶりや最近納車された車の自慢、さらには「客が来ないから1週間ほど店を閉める」としていた期間で海外に行きゴルフ三昧という、いつもの悲壮感漂う投稿真逆人生を公開していた

経営が苦しいと嘆いていた時に助成金補助金、協力金の申請を薦め、私が顧問契約している税理士こちらが費用を出し手続きをしてもらったこともあったし、仕事仲間のお祝いではその店の料理ケータリングしてもらったりしていたが、まさかアカウント的なところでここまで日々の豪遊ぶりを垂れ流していたとは思わなかった

客に対して悲壮感を煽り店にきてもらう集客自体は、昔からあるセールスプロモーションの手口だが、まさか現代においてもガッツリとやっている人が身近にいるとは思わなかった

嘘をつかれていたというよりも、そういった集客積極的にやっているということに嫌悪感が凄まじく、また、誠実に商いをしていたせいで潰れていった仲間を思うと、彼の店にはもう行けないし行ってはならないと感じた

彼の2つめの個人アカウント共通の知人から情報提供があったもので、私が彼を心配していたことを知っているからこそ、こういう事実も知るべきだと教えてくれたものだった

今はやるせない気持ちと、知人たちに申し訳なく恥ずかしい思いに今日曇天のように心が覆われている

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