2019-09-11

人との繋がりって

なんだろうか。

私は、とある日本人学校に7年通った。

今ではどうなっているかからないけど、私が通っていた当時は、日本から赴任してくる先生任期は3,4年と決まっていたし、学校に通う生徒児童も、親の仕事の都合で、やはり3,4年長くても5年ぐらいで日本帰国する人が多かった。

その日本人学校小中一貫校だったが、自分中学卒業する時には、私が入学した時のことを知る人もいなければ、校舎が変わったことを知っている先生も生徒もいなかった。

転勤族の逆と言えば、なんとなくイメージが着くだろうか?

はいつも迎える側であり、見送る側だった。

3,4年、短い人だと半年

そのスパンクラスの子が半分近く変わる。

毎年新しい子がくるということも無く、学年で生徒が2人だけだったりすることもある。

先生が熱心だったら良い個人授業になる時もある。

そんな環境で育った私は『トモダチ』ってものがよくわからない。

そのシステムがよくわかってなかった頃は、「日本に帰ったら手紙送るね!」「また日本で会おうね!」「離れても友達からね!」なんていって空港で涙し見送って、手紙のやり取りも何通かしたものだったけど…

小学生手紙のやり取りなんか続くはずもなく。

日本全国の企業から来てた子たちが、また集まれるはずもなく

小学校卒業の前には、もう「トモダチってもんは3,4年の期間限定もの」と思うようになってた。

そんな事を内心思っていたからか、群れから逸脱してしまって、ごく少人数なのにも関わらず、いぢめ的なものを受けたりもした。

そもそも企業関係者の子供ではないし、全員が純日本人の中で1人ハーフだった。って事もあったからなのか)

20歳をむかえて、私も日本に住むことになり、細ーーーく繋がっていた何人かと数年に渡って何回か集まって同窓会のような事をしたりもしたけど、小中学生の時の思い出なんか、高校大学の思い出に勝るわけもなく。次第にその会も開かれなくなり、今では連絡先も知らない。

SNSの登場で、繋がった人もいるけど…

別にやり取りするわけでもないし、いいねがくるわけでもない。(私からもしないし)

正直なところ「この人らはなんで友達申請してきんだ???薄ら寒いな。」と思ったりしてしまってる。

かといって、友達申請受けないのもどうかと思うし、外すのもどうなんだ?って思うから顔本放置だ。

親や人に言わせると、友達だったんだから私が積極的に絡みに行けばいい。と言う。

ふむ。では、友達だったんだから向こうから絡みに来たっていいのでは?

って言うと屁理屈だ。って言われるから言わないけど。

つまるところ

人間関係構築の基礎を学ばずにここまで来てしまったのだ。

トモダチと呼べる人とはどんな人かもわからずいる。

そんな、独身派遣アラサーの私のもっぱらの悩みは、予定もないのに、結婚式に呼べる友達がいないという事だ。

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