2019-07-07

野党がだらしないという人へ

選挙シーズンだ。

今日日本民主主義国でなく、独裁国に足を向けていると言っても、ほとんどの人はピンっと来ないと思う。

そもそもの話、独裁制の何が悪いかすら、論じれる人は少ないだろう。



そして、ネットでよく見る言説。「野党がだらしない」

他にも民主党と聞くだけでアレルギーのように怒り出す人とか、共産党ダメだという人もいるが、まあ、それは置いておこう。

野党がだらしない、とよく言うけれど、国会システムをご存じだろうか。

国会は、多数決物事を決める。

衆院自民党公明党で約300、他党で約150だ。倍の人数がいる、君ら、多数決で勝てるのか?

実のところ、負け戦で戦っているんだよ、野党は。進撃でいう調査兵団だよな。

負けるとわかっていても、ずっと国民を信じて、戦ってくれているんだ。

これって、それだけですごいことだと思う。少なくとも、僕は真似できない。

どんなに論理的相手を説得しても、安倍さんの言うことしか聞かない自民党には梨の礫なんだよ。

人の説得って難しいでしょう?営業やったことある人はわかると思う。凝り固まっている人は特に



野党はずっと、悪法が成立する時間を遅らせようと頑張ってきた。

秘密保護法安保働き方改革も、全部、野党は、負けるのがわかっているから、時間を遅らせようと必死だった。

なぜって?僕らを信じてくれているからだよ。

一緒に自民党与党から蹴落として、日本で働く人たちを法律幸せにするために、頑張ってるんだ。

僕らを待ってくれているんだ。



このまま自民党与党だと日本は終わってしまう。

簿記会計統計やってる人なら、公文書不正統計不正がどれだけひどいことかわかるでしょう。

説明責任アカウンタビリティーなんて言葉流行たことがあったね。

さなければならないということは、悪いことが潜んでるってことはわかるでしょう。



今、この選挙は岐路だと思う。

日本先進国から転落し、没落するのか、それとも、自国政治に対する見識の甘さを反省して、正しい選択をするのか。

選挙いかない、与党投票する、与党に加担してデマを流す、それらすべては日本貶める行為だ。

でも、あなたたちには自由がまだある。権利がある。その権利が、明日にはなくなるかもしれない。



その権利を失わないようにするためには、野党に票を投じるしかない。少しでも、自民党与党の戦力を削ぐしかないんだよ。



本当は野党投票しろなんて、指図なんかしたくない。

自分の信念を信じて、どこに投票しても、大丈夫な国であってほしかった。

でも、日本はそうじゃない国になってしまったんだよ。

僕は後悔したくないから、どんなに野党が嫌いでも、野党投票する。

どうなるかはわからないけど、これ以上ひどい国になる、自分の国が没落していく姿や、同胞が苦しむ姿はもう見たくないんだ。



このまま、安倍政権が続けば日本が没落することだけは間違いない。

それを阻止できるのは、野党だけなんだ。

自身を守るために、君の大事な一票を野党に、どうか投じてほしい。

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