今日の日本は民主主義国でなく、独裁国に足を向けていると言っても、ほとんどの人はピンっと来ないと思う。
そもそもの話、独裁制の何が悪いかすら、論じれる人は少ないだろう。
他にも民主党と聞くだけでアレルギーのように怒り出す人とか、共産党はダメだという人もいるが、まあ、それは置いておこう。
野党がだらしない、とよく言うけれど、国会のシステムをご存じだろうか。
衆院は自民党と公明党で約300、他党で約150だ。倍の人数がいる、君ら、多数決で勝てるのか?
実のところ、負け戦で戦っているんだよ、野党は。進撃でいう調査兵団だよな。
負けるとわかっていても、ずっと国民を信じて、戦ってくれているんだ。
これって、それだけですごいことだと思う。少なくとも、僕は真似できない。
どんなに論理的に相手を説得しても、安倍さんの言うことしか聞かない自民党には梨の礫なんだよ。
人の説得って難しいでしょう?営業やったことある人はわかると思う。凝り固まっている人は特に。
野党はずっと、悪法が成立する時間を遅らせようと頑張ってきた。
秘密保護法も安保も働き方改革も、全部、野党は、負けるのがわかっているから、時間を遅らせようと必死だった。
なぜって?僕らを信じてくれているからだよ。
一緒に自民党を与党から蹴落として、日本で働く人たちを法律で幸せにするために、頑張ってるんだ。
僕らを待ってくれているんだ。
簿記や会計、統計やってる人なら、公文書不正や統計不正がどれだけひどいことかわかるでしょう。
説明責任、アカウンタビリティーなんて言葉も流行ったことがあったね。
隠さなければならないということは、悪いことが潜んでるってことはわかるでしょう。
今、この選挙は岐路だと思う。
日本が先進国から転落し、没落するのか、それとも、自国の政治に対する見識の甘さを反省して、正しい選択をするのか。
選挙にいかない、与党に投票する、与党に加担してデマを流す、それらすべては日本を貶める行為だ。
でも、あなたたちには自由がまだある。権利がある。その権利が、明日にはなくなるかもしれない。
その権利を失わないようにするためには、野党に票を投じるしかない。少しでも、自民党与党の戦力を削ぐしかないんだよ。
自分の信念を信じて、どこに投票しても、大丈夫な国であってほしかった。
僕は後悔したくないから、どんなに野党が嫌いでも、野党に投票する。
どうなるかはわからないけど、これ以上ひどい国になる、自分の国が没落していく姿や、同胞が苦しむ姿はもう見たくないんだ。
このまま、安倍政権が続けば日本が没落することだけは間違いない。
それを阻止できるのは、野党だけなんだ。
民主党政権がひどかったからやだ