2019-05-22

我が家の秘伝:「話し合いの儀」について

私、父親40歳、妻は私より少し年上。子一人。

我が家では、オープンダイアローグや、べてるの家理念などを、参考に(一部丸パクリ)して、「話し合い」の際のルールや手順を決めています

まだまだ、アップデートしていくつもりです。

現時点では、ようやく、だんだん効果的なものになってきたと実感しています

家族3人で、ワイワイと決めてきた内容は、こうした話し合いの「成果」でもあり、「過程」でもあり、味わい深いです。

みなさんも、家族での話し合いの際のルールはありますか?




*話し合いの目標

安易解決」が目標ではない。そんなに、簡単解決する訳がない。

私達は、螺旋階段のようにゆっくり成長している。

本当の目標は「解決できなくても、なんとかやっていく方法」を見つけ出すこと。

そして、安全場所で、話し合えること自体が、大きな目標




理念

どんなときも、楽しみ、面白がること。

分かりあえなくて当たり前。分かりあえないことを分かち合う。

失敗した体験こそが宝である。失敗してもいい。私達には失敗する権利がある。

自分の感じている気持ち言葉にすることがスタートライン

できないときもある。

うまくいかなくて、当たり前。問題だらけが普通

完ぺきにできることを目指さない。




*話し合いのルール

お互いを思いやる。

相手の話を遮らない。

感情的になってもいいが、攻撃的にぶつけない。

しろ自分否定的感情に注目し、そう感じた「理由」を考える。

参加者批判したり、批難したり、攻撃したりしない。

できるようになるために「工夫」を考える。

疲れたら、休憩する。時間がなくても、短時間の休憩をとる。




*話し合いがうまくいったかどうかの振り返り

全員に発言の機会がありましたか

あなたは言いたいことを十分に話せましたか

あなた発言無視されることはありませんでしたか

あなたが叱られたり、批難されたりしたように感じたことはありませんでしたか

押し付けられたり、説得されたりはしませんでしたか

特定の誰かの意見ばかりが通るようなことはありませんでしたか

いろいろな人の意見が引き出されましたか

他のメンバーあなたの話したこと共感してくれましたか

大切な決定は全てあなたの前でなされましたか

話し合いの雰囲気は、安全安心できるものでしたか

話し合いの「後味」は良いものでしたか






みなさんにも、日々の中で、後味の良い話し合いが訪れますように。

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