2017-10-11

2017年オハイオ州立大学の研究者が、世代の差を考慮した調査を行いました。1955〜1984年あいだに生まれた既婚者12,373人を対象に、全員の健康レベルにどのような違いがあるかをチェックしたのです。 


 そこでわかったのは、以下のような事実でした。

・古い世代ほど結婚によって健康レベルは上昇する

・近年に生まれ世代ほど結婚しても健康にはなりにくい

 どうやら、古い世代人間は伴侶を見つければ健康になれるのに、若い世代になればなるほど、なぜか結婚メリットを得られないようなです。なんとも不思議現象ですね。

仕事と家庭のバランスは、20世紀に入ってから数十年で大きく変化してきた。この期間で、結婚した男女が一緒に過ごす時間は一貫して減り続けている。家庭と仕事に費やさねばいけない時間が増えるいっぽうで、夫婦がともに過ごす時間はなくなった。いまのカップルにとって結婚人生ライフガードではなく、ストレスケンカの原因なのだ

 ワークライフバランスの変化により、現代では夫婦関係が大幅に変化しました。そのせいで、いまの結婚はかつてのように憩いの場ではなくなり、たんに暮らしストレス源に変わってしまった、という仮説です。

 確かに近年では、多くのデータ結婚オワコン化が指摘されるケースが増えています代表的なのは2015年マサチューセッツ大学が行った研究で、アメリカ国民統計を使って全米の独身と既婚者の人間関係を調べたところ、おもしろ結論が得られました。

・実は独身者のほうが、肉親や友人とコミュニケーションが多く幸福度も高い

・既婚者のほうが孤独なケースも意外なほど多い

 結婚のせいで友だちとの付き合いが減ってしまい、逆に対人コミュニケーションの量が減ってしまう傾向が見て取れます結婚恋愛の意義が昔よりも薄れた現代では、異性のパートナーを作るよりも、普通に周囲と良い人間関係を築くほうが幸せになれるようです。

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