2017-03-11

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http://anond.hatelabo.jp/20170310234231

家族にまつわるポエジー。

特異な家庭に生まれ落ちてしまった、ある女性独白

家庭のしきたりと社会良識との間に引き裂かれた心の葛藤を描く。

ちょっと長いので、簡単にあらすじを振り返っておこう。

あらすじ

私は、四人家族の長女で弟が一人いる。両親は十年以上前離婚しており、母に引き取られた。

しかし、離婚後も父とは同居している期間が長く、今でも時々会う関係である

私の心の葛藤は、高校進学当時から始まる。

家庭の懐事情自分学力を考えて、私は行きたくもなかった高校に進学してしまう。

奨学金を充ててまで卒業する価値が見出せず、両親の反対を押し切って退学するが自力での進学を約束する。

無事に高卒認定合格したものの、弟の受験考慮して、進学を一年遅らせることになった。

しかし弟は受験に失敗し、加えて二年後に一家離散の旨を母から知らされ、

大学進学を断念せざるを得なかった私は、結局姉弟ともに専門学校に進学するしかなかった。

バイトをかけもちしながら、なんとか二年で卒業し、私は家を出たが、弟と母はその後も家で暮らしていた。

要するに、私は一家離散を口実に家から追い出されただけだった。

一人暮らしが行き詰まった時、母に家に戻らせてくれるように頼んだことがあった。

話し合いの時は泣きながら許してくれたのに、後になって弟がダメだという理由で断られてしまった。

結局、困った時に助けてくれたのは、母が散々悪く言っていた父だけだった。

しかしその父にすら、ついさっき「家族の中で私だけが異質」扱いされてしまう。

見どころ

理不尽家族要求に応えながら、なんとか自分らしく生きてきた人間の苦労と努力が溢れている。

残酷現実に打ちのめされながら、それでも家族を大切にしたいという熱い理想を感じないではいられない。

狂気狂気のなかでは正気である」と言えば、「私」の苦しみは伝わるだろうか。

記事への反応 -
  • 「俺がお前の普通に会話が出来るのは、俺がお前に気を使って会話の内容を選んでるからだ」 ついさっき父親に笑って言われた言葉だ。 家族構成は父母私弟の四人。十年以上前に離婚...

    • http://anond.hatelabo.jp/20170310234231 評 家族にまつわるポエジー。 特異な家庭に生まれ落ちてしまった、ある女性の独白。 家庭のしきたりと社会の良識との間に引き裂かれた心の葛藤を描く。 ...

    • 親のことは諦めて新しい人間関係を作る方がいいよ。 うちも母は弟最優先で私の進学にお金を使ってくれなかったし、父は最初から他人を愛する能力を持っていない人なんだと諦めた。 ...

    • 親を含めて他人のろくに根拠の無いレッテル貼りでくよくよするとか意味が分からない

    • 自分が よいと思える家庭 よい家族を 持っている 相性のよい友達と たくさん付き合おう。   自分の頭の中を 愛と許しのある よいイメージで いっぱいにして 経済的自立をめ...

    • 自分が親に愛されていない、必要とされていない、都合よく使い捨てされる ただの人数合わせのペット未満の存在なんだと認めるのって辛いよね。 息子と娘がいる場合、娘がそういう扱...

    • そうですか。がんばってくください

    • 私だけが搾取されてるう!っ言いたいんだろうし、ブコメもそういう論調のものばかりだけど 勝手に高校辞めてふらふらしてる子と、ちゃんとストレートで高校卒業した子なら 後者が優...

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