以前、けものフレンズは「優しさ系」アニメだと書いた ➝ 20170129222811
今回はもう少しつっこんで、けものフレンズは「絵本風アニメ」だと言いたい
ここ数年、きらら枠という優しさにあふれるアニメが流行りだしたが
実際のネタや、指向性は男性向けだけど、登場人物は少女たちばかりで、行動もだいぶ純粋さを強調させた少女という具合
その「少女向け風作品」(実際は男性、大人向け)から更に◯◯風の年齢層を落としたのが優しさ系アニメ
小学生が図書室で読むような本に出てくる登場人物のように、出てくるキャラクターにいい子が多い作品だ
ここまでくると恋愛的な感情より「ともだち」が全面に出てくるのが特徴だ(エロス<アガペ)
けものフレンズは、それを更に低年齢化させ「絵本風作品」(幼児向け風作品)となっていると思う
児童向け図書や絵本を読んだ時、子供向けかと思ったらストーリーの奥が深くて思わずハマってしまった
みたいなものに近いと感じている
もちろん作っているのは大人なのだから、そういうことも割りとあるのだ
※ちなみに「バブみ」に代表される現象にも似ているが、あれは一キャラに対して抱く感情なのでちょっとまた別種だと思う
だが、スタッフはなぜそこまで攻められたのか?
そう考えると、けものフレンズを取り巻く状況と、制作会社ヤオヨロズが持つ新しいものを作っていくという気質、それと低予算であることなど
(というか、流行らす気なかったよね?w)
作り手ももちろんそれをわかっているだろうから、追随する作品は期待できない
逆に考えれば、それだけけものフレンズには価値があるわけだけど
web 上では無料で公開しておいて、物体としての本を本屋さんで売るスタイルだね すっごーい
絵本風といえば、メイドインアビスもそんな感じなんだよな もっともあっちは重い話になりやすいけど けものフレンズは分かりやすい盛り上がりパートを作り出すバトル要素を排除した...
おまえ昨日なんでもメイドインアビスに結びつけるなとか突っ込まれたやつだろ
京アニの「日常」は早過ぎた Eテレでは評判も上々だったし