別にプロでも全国ランカーでもないけど、俺的にはこんな感じってのを書いてみた。
見切るとは、譜面見て「これはこう取ればいい」ってのが即座にわかる&そらで手(踏みゲーなら足)を動かせるレベル。取り方を覚える、と言っても過言ではない。
そもそも見切れないと取り様がないので、まず最初に見切れるようにする。上手い人は数回のプレイで見切れちゃうが、そうじゃなきゃ何十回プレイしても見切れないことも。それはもったいないから、もう動画撮るなり探すなりして何回も見て集中的に見切れるようなった方がいい。
音ゲーは体力や筋力よりも、リズム感で省エネに器用に動かすのが重要。だからこそ筋骨隆々のタンクトップマンでも高難度譜面が取れなかったり、逆に普通の女の子やひょろひょろした男性が高難度をバリバリ捌いてたりする。
ある曲に対して、リズム感が妥当に備わっているかどうかは、その曲の BPM のペースで、両手で16分連打を交互を空打ちするといい。ちゃんとリズミカルに打てているのならOK。打てていない、あるいは打てているかどうかがわからないならNG。NGなら、BPMを下げて(別の曲で)練習する。
自分では取れているつもりなのに実際は取れていない。そんなことが起こることもある。いわゆる悪いクセが付いた、というやつ。
音ゲー(に限らずゲーム全般)は、自分の何がおかしかったのかを意識的に(かつ言葉でも説明できるくらいにはっきりと)把握して、じゃあどうすれば直せるか考えて試して、というサイクルで上達していくもの。よほどの天才は別として、プロゲーマーでもこのプロセスを当たり前にこなしている。このプロセスを行うためには、何がおかしいかの把握が必要。「なんか上手くできないんだよなー」は、上達したいなら許されない。何がダメなのかをはっきりと把握すべし。動画を撮るとか、上手い人に見てもらうとか。
ちなみにこれは一人ぼっちでは苦しい。できても非効率的。ぼっちで全国ランカーがいない(俺が知らないだけで実はいる?)のはそのためだと思う。
これはある意味一番重要なのだが、上記全てを楽しめるかどうかが鍵。好きこそものの上手なれ、というけれど、人間は楽しいと感じることならものすごい集中力と継続力を生み出すことができる。
音ゲーは給料が出るわけではないし、むしろ時間も金もこっちが犠牲にするし、将来何かの役に立つわけでもない「たかがゲーム」だから、熱中しづらいと考えるのは普通。だけど上達する奴は熱中してる。理由は一つで、楽しいから。