残業代が出ないのはよくあること。自分の会社も残業代が出なかった。
入社時にそれを“口頭で”了承していたけど、それでも残業代は払ってもらわなければいけないことを知って、会社を辞めてから請求して取り返した話。
管轄の労働基準監督署を調べて行く。
少し場所を半個室みたいなところに移動。
会社の住所とかはその場でケータイで調べる(わからなくても大丈夫らしい)。
担当の人がいろいろ質問してくるので答えたり、契約書や労働時間のわかるものを見せたりする。
「残業代が払われる可能性がある」と言われる(この可能性というのは、「裁量労働制」とか「見込み残業」とかそういうのではないよねってこと)。
残業代の計算方法と、請求の書式(といっても特別なものではない)の紙をもらって帰る。
それを書いてコピーは手元に残しておき、会社に郵送して1週間後くらいを目安に、指定の口座に振り込ませる。
払ってもらえない場合は、再度労働基準監督署にコピーを持って手続きをして、そのとき初めて大きな力を借りることになる。
「就業規則」は、「印刷するようでしたらなくて大丈夫です。向こうに提出させますから」ということ。
だいたい30分弱。
残業代の計算方法をもらったけど、あいまいな部分もあったためネットで検索しながら残業代を計算。
請求の書式の紙に書いて、簡易書留で送る。期限は1週間+数日の金曜日に設定。
数営業日後、メールで返事が来る(少し遅れて、同じ内容のものが配達でも来る)。
会社からは「監督官庁に相談したけど、当事者同士で話し合いをしたほうがいいから、会社に来い」的なメールが来る。
会社は「みなし労働時間の記載が契約書にないこと」を認めて、それを不備と認める。
もちろん会社には行かず、残業時間のエビデンスに差異がある部分の違いを確認するのみのメールをやり取りする。
期日ぎりぎりに振り込みがされる。
振り込みは、30分単位の端数が(おそらく)切り捨てにされている以外は振り込まれている。
すべて2週間以内に終わる。
2015-09-13
・裁量労働制だとか見込み残業とかでも状況によったら出るかもしれないらしいです。相談しにいってみるのか確実かと
・30分単位の端数が切り捨ても本当は駄目なんだけど、そこをきっちり改めて請求する時間がもったいないなと思ってしてないだけです