散々罵倒した相手が「はてな」の古参ユーザーだと知った途端に掌返しをしたときも驚いたが、今度のはそれ以上に驚き、悲しい気持ちになった。
青二才氏よ、あなたは今後、自分自身をどのように育て、売り込んでいくつもりなのだろうか?
今回の件で青二才氏との接触を避けるようになるのは、なにも女性に限った話ではない。女性に嫌われる人間と親しくすることは、男性にとっても少なからぬ負荷となる。そのことは、あなたが今後どのような道に進んでいくとしてもマイナスになるはずだ。実績もなく、会いたくもない人に仕事を頼むことなどありえないのだから。
思うに、20代半ばを過ぎて青二才を「自称」することの歪さを自覚するべき時期が来たのではないだろうか。
挑戦を未来に先延ばししながら「僕はブログを書くときも自分で時間制限を設けて、プロの執筆家になる練習をしているんだ」(笑)などという寝言が許される場には、あなたはもう立っていない。ひとつひとつの言動が、取り返しのつかない形で評価の対象になるような、タクティカルな勝負の場にあなたはもう立たされている。そう思った方がいい。
もちろん「ブログだけが生きがいの無職」というのも一つの生き方ではあるのだけど、20代後半、30代になればだんだん苦しくなるのは目に見えているので、そろそろ本気で自分が身を立てていくための戦略を考える必要があるのではないだろうか。
「はてな」は幼稚さに対して寛容であり、ディレッタントが一定の評価を集める、現代においては希少な場であると思う。
幼稚なディレッタントである青二才氏が存在感をもつのは「はてな」ならではの現象なのだろう。それはそれでいいことだ。
だが、乏しい知識はやがて枯渇し、「わたしの感覚」を過大視し、批判を受け流すようになるのはディレッタントの宿命である。青二才氏が何者かになろうというのであれば、自らの「専門」を打ち立て、それを深めていくことが必要なのではないか。「専門」の深みを知ることは、とりもなおさず自らの浅さを知ることでもある。そのとき初めて、あなたは本当の「青二才」になる。
青二才氏が今回の騒動を機に、ブログの執筆よりも、専門性の確立に向けた勉強と思索により多くの時間を費やすよう方向転換することを願ってやまない。
本人に直接送ったらいかが