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2015-09-13

飛行機が怖い(怖かった)

自分はこれまで飛行機が苦手だったが、最近になってようやく安心して乗れるようになってきた。

なぜ飛行機が苦手だったか。それは飛行機の基本設計の古さが怖かったからだ。

例えばジャンボ(B747型)の初飛行は1969年である大阪万博より前。パソコンすら登場していない時代設計されたものに乗るなんて恐ろしすぎて無理だった。というか、そんな時代に作られたものがよく何百人と人を乗せて飛んでいたな、と思う。オーバーテクノロジーというか、怖いもの知らずの無謀としか思えない。例えば1969年カローラなんて骨董品レベルに古い。その頃建てられた建築物も、今見るといろんな部分が雑だったり華奢だったりに見える。建物ですら不安なのに、同じくらいの年に設計された飛行機に命を預ける気には到底なれない。(逆に言うとジャンボが登場した時の先進性ってすごかったのかもしれない。とても骨董品カローラと同じ時代に生まれものとは思えないから。)

今でも日本の空を飛んでいるB767は当初「ハイテク機」と呼ばれていたけど、これだって初飛行は1981年である。まだファミコンも登場していない。そんな時代テクノロジーで飛ぶ飛行機なんて恐ろしくて乗れたものではない。そして、現在主力のB777も初登場は1994年。これだってやっぱり怖い。この年に発売されたスーパーコンピュータは1テラフロップスの処理能力があったそうだが、PS4の処理能力は1.84テラフロップスである。今目の前にあるPS4よりはるかに劣るコンピュータ設計された飛行機なんて恐ろしくて乗れたものではない。

最近増えてきたB787は初飛行が2009年だ。この飛行機が沢山飛ぶようになって、私はようやく飛行機が怖く無くなってきた。さすがに2009年ならちゃんとしたシミュレーションの元で設計されているんだろうなという安心感がある。

旅客機は一度登場するとモデル寿命が以上に長い。もちろんいろんな部分をアップデートしているとは思うけど、基本設計自体は平気で20年前とか30年前だったりするのが恐ろしい。自分の子供の頃から大して進化していないように見える。

他の人は怖くないんだろうか。

 
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