はてなキーワード: 桜庭とは
ライトノベル・ブームなどと一部では言われているものの、実際には現在、まともな関心に値するライトノベルはほとんどない。そもそもここ数年間(〇四年以降)で、一部マニアの関心を超えて認知するに足るラノベ作家は、有川浩、冲方丁、それに桜庭一樹の三人くらいしかいなかった。しかも皮肉なことに、その彼らの作品の質は、むしろラノベ的なもの(ここではあえて漠然とした表現を使っておくが)から距離をとることで維持されてきたように思われる。
どういうことか。例えば有川。『空の中』『海の底』の二作で決定された彼女のメジャー路線・一般文芸路線は、それ以前の作品、例えば『塩の街』が豊富に持っていたセカイ系的想像力の抑圧の上に成立した。ハードカバー版『塩の街』を読むと、有川がその切断を意図的に行ったことが確認できる。また冲方の『マルドゥック・スクランブル』は、ラノベ特有のキャラクター小説とは対極にある自然主義的リアリズム、およびのちに獲得した日本SF大賞という名声からして、ライトノベルの状況からある程度独立し制作された作品だと考えてよい。つまりSFであるがライトノベルではない。三人の中では最もゼロ年代ラノベに深く関わっていた桜庭でさえ、メタフィクション的な志向の強い『桜色ハミングディスタンス』を発表した後はミステリ作品や一般文芸作品を精力的に執筆するようになり、結局『赤朽葉家の伝説』で「ライトノベル」「キャラクター小説」と完全に決別してしまう。ゼロ年代後半以降、ラノベ作家たちのほとんどは一方で低品質な異能バトルを、他方で、急速に整備されたネット環境をフルに生かした一部マニア向けの、ただ萌えキャラが登場するだけの作品を無批判に生産する閉塞した状況に陥っていた。上記三人がかろうじて良質の作家たりえていたのは、彼女らがともかくは、そのようなラノベ特有の作り手と受け手が一体となった閉塞した空間(ラノベサイト、このラノ、ニュースサイト、2ちゃんねる)に荷担することを拒否しえていたからにほかならない。つまりライトノベルは、ジャンル全体として、ここ数年圧倒的に―――その市場の巨大さと比較すれば信じがたいほどに―――不毛だったのである。
ライトノベルという表現ジャンルは、上遠野浩平以後、急速に量的拡大と質的細分化を遂げた。あらゆるジャンルと同じように、ライトノベルにもまた「ラノベ的」としか言いようのない物語や文体が存在する(例えばそこには、SF冬の時代の数少ない遺産がある)。にもかかわらず私たちはここ数年、ライトノベルジャンル特有の諸規則を生かした、つまりいかにもラノベ的でかつ高水準の作品というものを何一つ手にしていない。これは驚くべきことだ。ラノベはジャンルとして死んでいる。
おそらくこの問題を、いままで最も真摯に受け止めてきた作家は桜庭である。彼女の出世作『赤朽葉家の伝説』は、その意味で徴候的な作品だった。物語から「萌え」的要素を排除し、オリエンタルなマジックリアリズム・イメージと社会科学系タームを大量に投入して作られたこの作品は、評論家受け・一般文芸受けの戦略に満ちたかなり空虚な作品だ。にもかかわらずそれは、桜庭のかつての傑作『砂糖菓子の弾丸は撃ちぬけない』やライトノベルミステリの最高峰『GOSICK』などよりも評価されてしまう。桜庭はそのことをよく分かっている。彼女は、ライトノベルというだけでは、誰も作品をまともに見ない。逆を言えばちょっと文体を変えエサをばらまけばすぐに文学的・一般文芸的(「もはやラノベではない」)とされるその現状を、アイロニカルに追認して『赤朽葉』を書いたわけだ。その所作は悲劇を通り越して、滑稽というほかない。僕はそんな桜庭を見ながら、ますますライトノベルの終わりを痛感している。
まあ、どのくらいの数の格闘技オタがそういう彼女をゲットできるかは別にして、
「オタではまったくないんだが、しかし自分のオタ趣味を肯定的に黙認してくれて、
その上で全く知らない格闘技の世界とはなんなのか、ちょっとだけ好奇心持ってる」
ような、ヲタの都合のいい妄想の中に出てきそうな彼女に、格闘技のことを紹介するために
見せるべき10試合を選んでみたいのだけれど。
(要は「脱オタクファッションガイド」の正反対版だな。彼女に格闘技を布教するのではなく
相互のコミュニケーションの入口として)
あくまで「入口」なので、時間的に過大な負担を伴う時間無制限の試合は避けたい。
できれば5分、長くても90分にとどめたい。
あと、いくら格闘技的に基礎といっても古びを感じすぎるものは避けたい。
ブラジリアン柔術好きが『ヴァリッジ・イズマイウ』は外せないと言っても、それはちょっとさすがになあ、と思う。
そういう感じ。
彼女の設定は
格闘技知識はいわゆる「亀田」的なものを除けば、魔裟斗やタラコくちびる程度は知っている
サブカル度も低いが、頭はけっこう良い
という条件で。
まあ、いきなりここかよとも思うけれど、「PRIDE以前」を濃縮しきっていて、「PRIDE以後」を決定づけたという点では
外せないんだよなあ。長さも5分弱だし。
ただ、ここでオタトーク全開にしてしまうと、彼女との関係が崩れるかも。
この情報過多な作品について、どれだけさらりと、嫌味にならず濃すぎず、それでいて必要最小限の情報を彼女に
伝えられるかということは、オタ側の「真のコミュニケーション能力」の試験としてはいいタスクだろうと思う。
アレって典型的な「総合格闘技オタが考える一般人に受け入れられそうな試合(そうオタが思い込んでいるだけ。実際は全然受け入れられない)」そのもの
という意見には半分賛成・半分反対なのだけれど、それを彼女にぶつけて確かめてみるには
一番よさそうな素材なんじゃないのかな。
「オタとしてはこの二つは“格闘技”としていいと思うんだけど、率直に言ってどう?」って。
ある種のプロレスオタが持っている宇宙への憧憬と、高田延彦のプロレス的な考証へのこだわりを彼女に紹介するという意味ではいいなと思うのと、それに加えていかにもニューフェイスな
の二人をはじめとして、プロレス好きのする試合展開を世界にちりばめているのが、紹介してみたい理由。
たぶんこれを見た彼女は「イケメン来たよね」と言ってくれるかもしれないが、そこが狙いといえば狙い。
この系譜の試合がその後組まれていないこと、これがアンチKID界隈では大人気になったこと、
アメリカならディーン・リスターとマウリシオ・ショーグンになって、それが日本に輸入されてもおかしくはなさそうなのに、
日本国内でこういうのがつくられないこと、なんかを非総合格闘技オタ彼女と話してみたいかな、という妄想的願望。
「やっぱり総合格闘技はマニアのためのものだよね」という話になったときに、そこで選ぶのは『青木真也 vs 菊地昭 2回目(修斗)』
でもいいのだけれど、そこでこっちを選んだのは、試合にかける桜庭の思いが好きだから。
断腸の思いで削りに削ってそれでも1時間30分、っていう尺が、どうしても俺の心をつかんでしまうのは、
その「捨てる」ということへの諦めきれなさがいかにも総合格闘技オタ的だなあと思えてしまうから。
『桜庭vsホイス』の長さを俺自身は冗長とは思わないし、もう削れないだろうとは思うけれど、一方でこれが
桜庭がジェラルド・ゴルドーや曙だったら5分以内に一本負けしてしまうだろうとも思う。
なのに、グレイシー一族が各所に迷惑かけて1時間30分を作ってしまう、というあたり、どうしても
「自分の物語を形作ってきたものが捨てられないオタ」としては、たとえホイスがそういうキャラでなかったとしても、
親近感を禁じ得ない。試合自体の高評価と合わせて、そんなことを彼女に話してみたい。
今の若年層でナジーム・ハメド見たことのある人はそんなにいないと思うのだけれど、だから紹介してみたい。
『マルコ・アントニオ・バレラ戦』よりも前の段階で、スウェーバックとかノーガード戦法とかはこの試合で頂点に達していたとも言えて、
こういうクオリティの試合が現実にこの時代にあったんだよ、というのは、
別に俺自身がなんらそこに貢献してなくとも、なんとなく格闘技好きとしては不思議に誇らしいし、
いわゆるファイナルファンジータクティクスでしか"ハメドる"を知らない彼女には見せてあげたいなと思う。
ブラジリアン柔術の「関節技」あるいは「ポジショニング」の芸術性をオタとして教えたい、というお節介焼きから見せる、ということではなくて。
「仲間を背負って試合をする」的な感覚がオタには共通してあるのかなということを感じていて、
だからこそ、この試合の寝技展開は彼ら以外ではあり得なかったとも思う。
「仲間を背負って試合をする」というオタの感覚が今日さらに強まっているとするなら、その「オタクの気分」の
源はこの試合にあったんじゃないか、という、そんな理屈はかけらも口にせずに、
単純に楽しんでもらえるかどうかを見てみたい。
これは地雷だよなあ。地雷が火を噴くか否か、そこのスリルを味わってみたいなあ。
コマンドサンボvs柔術でこういう試合を組んで、それが非寝技オタに受け入れられるか
気持ち悪さを誘発するか、というのを見てみたい。
9試合まではあっさり決まったんだけど10試合目は空白でもいいかな、などと思いつつ、便宜的にホイスvsシャムロックを選んだ。
ヒクソンから始まってホイスで終わるのもそれなりに収まりはいいだろうし、UFC以降の総合格闘技時代の先駆けと
なった選手でもあるし、紹介する価値はあるのだろうけど、もっと他にいい選手がいそうな気もする。
というわけで、俺のこういう意図にそって、もっといい10試合目はこんなのどうよ、というのがあったら
教えてください。
「駄目だこの増田は。俺がちゃんとしたリストを作ってやる」というのは大歓迎。
こういう試みそのものに関する意見も聞けたら嬉しい。
http://www.reitaisai.com/5th/circle_list/a.html
めんどいので知ってるところだけ抽出。見落としは多分にある
配置 | サークル | 作者 | 委託その他 |
---|
ほ08a | 天界潜伏 | 御巫 彪 | |
---|---|---|---|
い29b | かるーあみるく | とと ねみぎ | くろがね堂 |
へ06a | ABSOLUTE EXTEND | 天瀬りむ | |
る26a | winter scenery | 神無月羽兎 | |
れ24b | りとる・ずぅ | キョケ=カー | |
ほ02b | すたじお寿司くいねえ | 琴島もとき |
い02a | PERSONAL COLOR | 桜庭友紀 | きつねとぶどう「天恥我人」 |
---|---|---|---|
い05b | DPSの奴隷達 | もんじ | |
い13a | Ricenady vs 少女頭巾 | 榊原薫奈緒子・鳩麦月々 | |
い17b | 夢見ごごち | 御影 獏 | |
い21b | CHRONOLOG | 桜沢いづみ | |
い23b | ヘタレシューターズ | 高階@聖人 | |
い27b | くらっしゅハウス | 比良坂真琴 | |
い28a | こおりあめ | 氷雨げんた | |
い30a | pixel phantom | 榎宮祐 | |
い33a | Dr.VERMILION | ペテン師 | |
い33b | ホットドックチャック | ひらふみ | 紫×香霖堂の三作品総集編 |
い36a | 疲労熊 | 綾見ちは | |
い37a | うつらうららか | えれっと | |
い38b | まるちらダイオキシン | 大沖 | |
い39b | LETRA | 滝太郎 | |
か02a | 石切場 | 両神了 | 変態合同誌 |
か03a | 偶民養殖所 | 鈴鳴堂 | |
か05b | sssの給湯室 | 舞人 | |
か15a | ロクカワ | ろく | |
か26a | 精神電波SOS | くらんけ | ニトリプラスVSアトリエ輝夜 |
そ14b | しましまおぱんちゅ | にくばなれ | |
そ16b | 蓮華座 | 乾 ぬい | |
そ22a | 魚肉 | 夢生場 | |
そ25a | ねき亭 | NEKI← | |
た01a | オムチキン | 久林丼 | |
た08a | お澄ましなめこ | 無礼るなぉ | |
た14b | Golden Pe Done | 枡狐 | |
た25b | たこ焼き畑 | たこ焼き | |
ち01a | サークルT&K | あどべんちゃら | |
つ01a | happy flame time | 春夏アキト | |
つ06a | 武士的魂 | 御月ユウヤ | |
つ16b | 柳暗花明 | 電波カオス「東方花桜萃9×5」 | |
に03b | 有言実行 | 太陰 | |
に08b | MxM-Factory | 水無月あくあ | |
に23ab | ANGEL TYPE | 猫描・ネジキリオ | |
ぬ05b | 世は並べて事も無し | 一代大佐 | |
ぬ11a | 黒夜葬 | 刹那 | |
は21a | あるばとろす | 弐駆緒 | |
へ01b | ACID CLUB | nagare | |
へ12b | 面舵いっぱいいっぱい | けーひろ | |
へ15a | NURSERYTALE | 山根真人 | |
ほ02a | 高級割箸専門店(オレガノ・チキン) | 待宵 | トリコロの同人とか描いてる人 |
ほ12a | もちき鮮魚店 | もちき | |
ほ14b | 表参道まわりみち | 静流 | |
よ03b | オチンチンリーチ! | 田川げんご | |
よ07a | 技-WAZA- | G0ddamn | |
よ18b | いち小屋 | はまー、ふたみやよい | |
よ19b | カゲ路 | 影吉郎 | |
り07b | みずまんじゅう | 緋瀬らい | |
ろ08a | 瀬田堂 | 七崎鈴音 | |
ろ19b | 陰陽龍 | タカ | ペン入れしてない漫画 |
ろ20a | らいでんらぼ | らいでん | |
わ27a | しめさばダイナミック | 和泉椎菜 | |
を22b | 黒錦 | 尊治 |
い26a | ノヘッパDo! | あらたとしひら | 新刊無し |
---|---|---|---|
を28b | 負け組みクラブ | ゼファー | 新刊無し.佐倉2號の同人を委託(どうでもいい) |
そ19a | 永魂庵 | 富樫悠 | |
り16b | 楓の葉 | 森乃葉りふ | |
れ02a | 以絵会友 | 六合ダイスケ | |
れ07a | TACO | Sw | |
れ10b | エントゲーゲン | クレセント | |
に01b | 隠蔽系排他否定和13 | よすどん | |
れ20b | 貧困貧 | いしだて | |
り28b | わすれな部屋 | あゆみとおる | |
ぬ28b | カタミチキップ | 御影石材 | |
い37b | FLIPFLOPs | ぎんこ | |
い15a | あみだ屑 | 佐野さのこ | |
い29a | さくSaku亭 | 氷川翔 | |
れ04a | ふすま喫茶 | 水中花火 | |
わ01b | Flip×Flop | 朱乃月夜 | |
を01a | ヘルメットが直せません | 大出長介 | |
へ18b | Ortho-Para | ねこいた | |
つ12b | 草を食む羊の目 | 羊 | |
そ01a | VISIONNERZ | 宮本龍一 | |
い28b | アンニュイ赤蛸 | たこ | 委託はどう見積もっても一ヶ月はかかる |
い35a | いよかん。 | ほた。 | 百物語 予約で手に入れた方が確実 |
い35b | 貴様それでも人間か!! | たの | 百物語 予約で手に入れた方が確実 |
い34a | みずたたき | 水炊き | |
い39a | One Night Stand | 牛木義隆 | |
た25a | 逃げられない! | ちゃば | |
よ08a | れいてぃ屋 | レイぽそ | |
り22a | 悠久機関車 | 十夜 | |
る22a | ふあん亭 | フラリ、米泥棒 | |
わ23a | REGAL-DLESS | Repair |
やおい同人誌は美形化美形化と言われまくってますが、単に作家さんが自分なりの絵柄で描き直すから、結果的に美形になってるだけのような気がします。
今の女性向同人界の絵柄の主流は、小畑健・星野桂あたりのスタンダード絵柄か、雁須磨子・羽海野チカあたりのサブカルオサレ絵柄かな、と思ってるのですが、基本はやはり少女漫画。少年漫画的なデフォルメが得意な作家さんは少ないでしょう。極端な体型とか、髪型とか、不細工には対応できない。絵柄のテンプレートが既に美形だから何描いても美形に見えてしまうんですね。わざと美形にしているというより絵柄の問題なんです。
そう思うと、腐女子の中で流行る漫画やアニメって、「描ける」っていう条件がかなり重要なんじゃないかな、と。やっぱり少女漫画的絵柄だと、標準体型で奇抜な髪型でもない、普通or美形の10歳から30歳ぐらいのキャラクターが一番描きやすい。
遊戯王なんて「城之内くん、大好きだ」みたいな核弾頭級のセリフがあったのに、腐的に大流行しなかったのは、ひとえに遊戯の髪型のせいじゃないかと思うのです。
アイシールドも男子高校生がたくさん出てくるけれど、標準体型で普通の顔が圧倒的に少ない。一番人気のヒル魔がそもそもギリギリラインで、セナ、十文字、進、桜庭(ヒゲレス)、高見あたりまでが描写可能範囲。でも少女漫画に近い絵柄でモン太や栗田、照光を描くのは辛いでしょう。
事実、「描ける」キャラクターが少ないと腐界ではあっという間に廃れていきます。Dグレも廃れています。
反対に、テニスはその点すごく優秀な漫画。3桁を軽く越える男子中学生がいて、描けなさそうなのは田仁志と樺地ぐらい。リボーンや銀魂、おお振りもおおむね描きやすいだろうと思います。
この条件がアクロバティック解決されたのが、最近人気の電王ですね。イマジンにはそれぞれ分かりやすい擬人化ビジュアルが決められていて、萌えるのに描けない…というジレンマが起きない。実際にジャンル内の人に話を聞いてると、ガワ萌えだけど描くときは擬人化する人が多いようです。
もうね、やおい同人誌を出されたくない少年漫画家さんは登場キャラクターをデブ・奇抜な髪型・不細工で固めるしかありません。そうしたらいくら男同士の友情を描こうと、間違いなく同人誌・同人サイトという媒体では広がりません。描けないもんは描けないですから。まぁ、そういう漫画が大人の男性ならともかく昨今の男子小中学生に受けるのかどうかは甚だ疑問ですが。
もちろんそうしたとしても、本が出ないだけで腐女子が萌えるのは止められないでしょう。大概の腐女子はデブ・奇抜な髪型・不細工でも関係性に萌えることは可能ですし、文字媒体や2chの801板あたりで大人気になる可能性は高いと言えます。アイアンリーガーのように、福本作品のように、情熱で絵柄の差異を凌駕するジャンルになるかもしれない。
やおい的流行を狙う漫画家さんが勘違いしているだろうなと思うのは、キャラクターは特別に美しくなくてもいいということです。描きやすい絵柄であれば補正可能です。それよりも、「私はこの漫画が好きだ」と人に誇れるような、純粋に面白い漫画であって欲しい。やおい流行を狙って作品が面白くなくなれば、購買力のある年齢層の腐女子は逃げてしまいます。そもそも女性読者を狙うのと、腐女子読者を狙うのとでは、アプローチが全く違います。いくら目立っていても腐女子は所詮女子の5%程度です。男子小中学生に人気のない面白くないものを流行らせるほどのプラスにはならない、と申し上げておきます。
http://anond.hatelabo.jp/20070409132130
ログが半永久的に残るチャットでイチャモンつけたのはまずかったですね。覆水盆に返らずですがすいません。
ただ、非モテどもが生身の女の子なんだぞにああいうことをされたとき、上手く対処ができないということはわかってるはずだと思うんですがどうですか?あの現場を見たとき、ヌルヌルマンが桜庭に馬乗りになってメリケンサック仕込んだと思しきグローブで「あーい!あーい!」って言いながら殴ってる現場を連想しちゃったんですよ。それでついカッとなったわけでして。
しかしながら、嫌われる嫌われないの観点で言えば嫌われるのは増田のヤリマン女さんだけであって、ツラ出してるリアルの○○さんが明示的に嫌われるってことはないと思いますよ。だって生身の女の子に言いたい事が言えないから非モテなんだし、女の子に甘いからモテなんだし。こういうのは女だから得してる部分なんでしょうね。
次やんないから許して云々ってのは酔ってたことを差し引けば、まあ。草実さんの言う通り、最終的に不快感を表明してた方が一人いましたが、ヤリマンさんが帰った後の反省会のムードは「たった一人の斥候に壊滅状態にさせられた!作戦責任者は腹を切れ!」って感じで「あの女こそが腹を切って死ぬべきだ」という話はなかったと思います。むしろ「奴は策士だ」という評価もありましたし。
結局は「全員に好かれるのは無理でしょ」って感じの当たり前の結論になると思うので。