はてなキーワード: 八事日赤とは
はてブは「研修医の免許はく奪しろ」、「中高生が腹痛出来たら全例SMA症候群疑え」、「ERに研修医を置くな」など頭抱えるコメントが多い中、ヤフコメは「SMA症候群の診断は難しく、むしろ入院後管理に問題があった可能性」、「病院は研修医の問題としてミスリードしている」など理解できるコメント多数ある。恐らくはてブには医療従事者が少ないのだろう。
基本は対症療法。SMA症候群は脂肪織の減少によるので背景として、重症心身障害児であったり、神経性食思不振症など基礎疾患があることがある。そういった基礎疾患があったのかどうか。心停止の原因は単にSMA症候群だけだったのかが不明。
どうもニュース記事では研修医が誤診したことにfocusしているようだが、では初診時に入院させていれば今回の事例は防げたのかどうかがよくわからない。本症例は研修医が帰して自宅で死亡したわけではない。少なくとも月曜日に再度クリニック受診することは可能であった状況。むしろ責任としては入院管理で適切な補液管理、胃管チューブを留置したのかどうか、そっちの方が重要だと思う。
ここまで大々的にニュースにするなら、研修医の見逃しばかりにフォーカスするのはおかしいし、そもそも病院は研修医を守るべきであり、常勤の入院主治医を庇っているような印象もある。そういった印象を抱かせているのは病院が中途半端な情報公開をしているからだ。