はてなキーワード: ハイカラとは
大阪府民になって2年余り、お気に入りスポットはコンビニと漫画喫茶である。
ぼくは大阪を何も知らなった。知らなくてはいけない。かといって難波や梅田はアウェイすぎる。
カラオケオールしてきましたみたいな、エグザイルに紛れ込んでてもバレないヤツらで溢れ返ってる。
気がつけば新今宮駅に降り立っていた。
ぼくのイメージの新今宮は西成やあいりん地区、串カツ、通天閣といったディープな大阪そのものだった。
それこそおっさんの聖地だ。野生のおっさんがいるはずだ。ぼくはそこに惹かれた。
駅はさっそくアンモニア臭い。野生のおっさんによく見られるマーキングだろう。近くにおっさんがいるのは確実だ。
次に構内に座り込んでワンカップを呷るおっさんを探すが見当たらなかった。
酔っぱらって駅員に絡むおっさんも、ダンボールのおっさんも見当たらない。
理想とのギャップに動揺しつつも駅を出る。
眼前にはフェスティバルゲートとかハイカラな建物があって、カップルが肩を並べて歩いている。
スパワールドとかいう巨大温泉施設が1000円キャンペーンをやっているらしく、人通りも多い。
あるヤツはランニングシャツからさも当然のようにわき毛を出している。
アウェイ感に脅え、ドンキホーテかよクソがと呟きながら信号の押しボタンを連打する。
どうやら1時間後に調理師試験を控えるらしく、ナーバスな状態らしい。ゴリラは繊細な動物だと主張してきた。
どこにいるのかと聞くので、眼前にスパワールドがあるが、ぼくのアレが小さいから行けない、と話すと
「鍛えろよ」などと上から言ってきたので電話を切る。
スパワールドから逃げるようにおっさんを探し求めた。
ひたすらアンモニアくさいおっさんの臭いを辿り、澱んだ空気のその先を探す。
辿りついたのは天王寺動物園だった。
正面ゲートの前にダンボールを引き、4~5人のおっさんがワンカップを呷っていた。
これが大阪では許されるのだろうか。そもそも子供達のためと言ってもいい動物園である。
大阪の子供は園内のサバンナゾーンみたいなノリでこのおっさんゾーンを捉えているのだろうか、たくましい。
エサがもらえるならぼくも考えておこう。
せっかくなので500円払い、園内に入る。
一人動物園を楽しむため、各動物とタイマンで勝てるか考えながら園内を歩く。妄想ではモモンガに圧勝した。
小雨が降っていたので客は疎らだが、周りはカップルや家族連れが目立つ。
ふと、5歳程の少女が泣きわめいていた。
「持ていうてるやろがコラァ!」
少女は拒否し、揺れたソフトクリームの3分の1が地面に落ちた。
瞬間ハトが群がる。
「だから落としたら来るいうとるやろが!コイツラがのォ!」
人の幸せは自慢に見えるぼくも、この少女の幸せを素直に祈った。大阪おそるべし。
とにかく臭い園内を回るが、雨で客が少ないせいなのか普段からこうなのか、
「ヒョウ」とか書いてるのに檻の中には何も見当たらない。
ヒョウは今日オフなんだ。と諦めるも次のマンドリルの檻にも何も居ない。
ただただ臭い。やっと見つけたウンピョウとかは全然動かないし。
臭いだけかよ臭いだけならおっさんでも臭いぞクソが。
そんな中、ひと際目を引いたのはオオカミである。
広い檻をひたすら舌を出したバカ面で走りまわっている。何周も何周もただただ走る。
ぼくはあたまがわるいんだなぁとおもいました。
次は夜行性動物のコーナーへ向かうも目が悪いのでほとんど何も見えない。
鳥さんコーナーではツルが勢いよく魚を捕まえ咀嚼していたので、ハッとさせられたが、
水溜まりの中には無数のイワシの死体が浮いていた。死体を派手に捕まえてドヤ顔されても困る。
ペンギンさんを20分ひたすら見た後、
アシカさんコーナーで子供に混ざりアシカさんのエサ(100円)を購入。
投げるとほこりみたいな色の鳥がさっそうと魚を奪っていった。
アシカさんはオゥオゥ泣いている。
この鳥野郎と思ったが、よくよく考えるとこいつら檻の中にいるわけじゃないのに
なんで動物園の仲間ですみたいなノリでここにいるのだろうか。
きっと外で生きていけないからここでエサを横取りしてるに違いない。
こいつも翼とか自由とかいらないからアシカさんみたいに檻の中でエサだけ食いたいに違いない。
近代の個人主義的ノリから得た自由は人を不幸にしているのではないか。
ぼくも部屋から出なくていいから毎日ゲームとネットだけしてゴハン食べたい。
そうこうしているとサバンナゾーンで像さんのエサやりをしますとのアナウンスが流れるので向かう。
象さんに近づくに連れて増す悪臭に顔を顰めながら進むも、途中水たまりにハマる。
靴下まで濡れたのであえなく帰宅。
生まれて20年。今まで全く包丁を握ったことがなかった。
実家暮らしなので母がご飯を作ってくれるし、学生時代の調理実習自体が数回しかなかったうえにいつもスープ係をしていた。
そんなわけで、本当に初心者。目玉焼きも出来ないくらいの初心者。「20年くらいなら別に良いじゃないか。これから作れたら問題ないじゃない」と言われるけど、やはり作れるに越したことはないなと思っていたし、何より時間が有り余っていた。
作るなら家族に「美味しい」と言って貰いたい!
で、まず初めに本屋に行って、初心者向けかつ自分が食べたいと思うレシピの載った本を購入。一部で有名な某カレご飯には興味はあったけど、家族で食べるにはハイカラな気がして、一般的な本に。
買ったのは野菜の切り方(小口切りとか)や魚のさばき方を写真で説明してあるもの。これが結構便利。
・油の量も分からないので、わざわざ計量スプーンを使う(結局、油多かった)
・心配で「これで合っている?合っている?」と何かするたびに母にチェックしてもらう
・挽肉を炒めたフライパンを放置して野菜を切っていたら、肉が焦げる(レシピを一読していなかったので何をすればいいのか分からなくて混乱)
・レタス、切れてない。
そんな感じで見た目があまり宜しくないし、味もちょっと・・・なタコライスが完成。この時点で料理をしたことを後悔してた。やっぱり私には無理だー、と。
でも両親は美味しいと言ってくれて、凄く嬉しかった。今回のはお世辞かもしれないけど、もっと上手くなろうと思った。
それから毎日、料理をした。和洋中、様々。ぬか漬けも始めた。魚もさばいた。みじん切りも出来るようになった。チラシを見て、安い献立を考えるようにもなった。
料理をしている人から見れば、当たり前なことかもしれないけど、私としてはものすごい進歩だった。
地元の道端でクリスマスっぽさを見かけたことはあまりなかった。もしツリーなんて出そうものなら、毎年ほぼ確実にウルトラホワイトクリスマスだから、吹雪で電飾が飛ばされてあぶない上にごみだらけになる。カーネルおじさんも余裕でバタンキュー。外出には重装備が必要で、大した用事もなく街をぶらぶらできる季節でもないから、商店街なんぞ飾り付けたところで誰も見ない。スーツ着て駅前を歩くサラリーマンなんか冬関係なくはなから存在しない。かろうじて大型ショッピングセンターの店内だけは、コストに見合う程度に見てもらえるので、そこそこクリスマスっぽかった。
数年前にあったかい地方に引っ越して、店でもなんでもない普通の家が電飾にまみれてぺかぺかしてるのを初めて目撃した。東京は電気がすごいんだよという噂は地元にも届いていたが、民家まで光るとは思ってもいなかった。ファーストインプレッションは「うわもったいない」だった。東京エレクトリカルランドって感じがした。電飾飛ばされないし、人も通るし、お金とエネルギーの使い道をそういうハイカラなことに使う発想もこの風土なら育つことができるから、決して変でももったいなくもないんだなと、家路めいっぱい使って結論付けた。
はじめからないものをあるつもりでいると無駄に絶望するけど、はじめからないつもりのものがありまくってるのを見かけるとそれはそれでびびるよって話。
かれこれ数ヶ月ほど週末にゲームばかりしていたら、彼が「そろそろデートしませんか?来週あたり横浜にでも。」と、提案してきたので脊髄反射的に「いいよ」と答えた。ゲームをしていると生返事になるのを知ってか?策士め。それが先々週の話。
それから一週間、横浜は海沿いだから寒そうだね、冬本番だねと会話の端々にサブリミナルの如く外出を拒否するキーワードを盛り込んだが効果はなかった。デート当日の土曜日。予想を裏切り、気温は暖かい。
駅についたら、昨晩は遅くまでゲームをしていたからかお腹が空いていた。お洒落にランチはパスタだ、パスタ。ジャパニーズ天麩羅そばパスタを食す。その後はブラブラとウィンドウショッピングを楽しんだり、菓子の量り売りをしているスウィートファクトリーへ寄って、きゃははうっふふと絶対食べないだろう赤色5号的な毒々しい色をした菓子を買う。ちょっと楽しい。
歩きつかれたところでジェラートを食す。ジェラートを食べるワンシーンが印象的なローマの休日ならぬ、横浜の休日ってかおい。ハイカラだなぁ・・・なんて考えていたら、彼が「ぼ・・ぼくたち・・・リ・・・リア充?」と抜かす。残念、それは今日のNGワードだ。
その後はそばとジェラートの消化を促すべく、コスモワールドでジェットコースターに乗り胃袋をシェイク。外は寒いので隣接しているゲーセンに入ってサッカーゲームを楽しむ。もちろん1人で。1から9と書かれた3×3のパネルをサッカーボールを蹴って狙うゲーム。体育科舐めんなよとつぶやきながらバシバシとパネルを消す。気がつけば、サッカーゲームに夢中になっていてショボン(´・ω・`)顔になっていた彼。あぁ、これはデートだとミッションを思い出し、一緒に遊べるゲームを、ということでバイクのレースゲームをやる。バイクのスタートがわからずブレーキをかけ、ブオンブオンとふかしている彼を横目にさくさくと一人でプレイする。あれ?シチュエーション的に男女逆じゃね?と思いながらも最後は負けてやった。負けてやったんだぞ!わざと、だぞ!
遊びつかれたところで、東京徒歩スピード10分1くらいで赤レンガ倉庫に向かう。赤レンガ倉庫に着たら彼が「建物の中にお店があるんだ!倉庫なだけかと思っていたよ!」と言うのでだめだこいつ早くなんとかしないと(中略)気がつけば赤レンガ倉庫の付近では若者が行列をなしていた。
赤レンガ倉庫はただの倉庫じゃないことがわかったところで、山下公園まで歩く。クルージング的な船の受付時間が締め切りそうだったので「どうする?乗る?ぼくは乗りたい!」と彼に煽られ「いや、また今度くるときに・・・」と言いかけたところで(いや、引きこもりに次はないわー)と思い返し「やっぱり乗る・・」と返事をした。日が落ちるのは早く、船に乗るころには横浜はライトアップされていた。これがブルーライト横浜や!
転覆せずクルージングも無事に終わり、帰りは水上バスで駅に向かう。その頃にはデート開始から5時間が経過しており、慣れない外出で疲れもたまり、眠ってしまった。が、私の夢の中をドスと聞いた誰かの声で荒らされた。悪夢や!何事かと目を覚ますと赤レンガ倉庫で浜崎あゆみがライブをやっているとか。あぁ、さっきの行列はそれかと夢現に思い出し眠りを妨げられたことに憤慨しつつ、また眠った。
水上からの横浜の夜景を見たら次は空から夜景を見るのがきっとリア充デートの定番であろう、ランドマークタワーから夜景を見た。私は感動した。
かるくいじってみるよ。
ダメなところだとたばこ部屋会議と飲み会になっちゃって、そこからたぐり寄せる人脈は結構ネガティブなものが多かったりする気が(個人的経験から)します。ので、狙うならまず社内サークル(野球部とか、ダーツクラブとか、囲碁将棋とか)。まあこれもダメなとこはドロドロしてますけどなー。社内がどうしようもないときは、逆に逃げようとする人たちでつるんでると危険。足の引っ張り合いが起こる。粛々と単独で転職コンサルへ(実体験より)。
同窓会に呼ばれてるか呼ばれてないかはかなり重要。呼ばれてないのに行くのは逆効果です。増田だときっとそういう人いっぱいいるよね。
でもあきらめることはないよ! さすがに完全に孤独だった人はしんどいかもだけど、それなりに仲が良かった人とかで、連絡先が分かるなら年賀状を送ってみるべっきー。メールはspam箱とかいっちゃうのでNG。そこらへんから、同窓会とはいわないまでも、つながることはあるよ。
自分の名前(PN含む)で喰ってる人は別にして、そうでないならSNSで過剰につながりを求めるのはリスクがでかい気がしますね。これは元増田と完全に同意見。年賀状、礼状、お中元お歳暮のほうがよいでしょう。
それなりにハイカラ(笑)なことが分かる相手なら、IMとかSkype、twitterみたいなのでゆるーくつながっておいて、なんかあったら「電話/Skypeしてみていーい?」みたいなスタンスがよいかなと。
元増田が言ってるのはだいたいその通りだと思われる。逆に、コスト的に多少足の出る案件でも、実現が十分可能ならば積極的に引き受けておくべき。たぶんトラブルとかおもしろエピソードとかが発生するので、それがお駄賃ということで、恩を売ったとかいうのは忘れる。そうすると、そのうちいいことがあるかもしれません。
ただし、火消し屋さんだと思われることはあるので、無理なモノははっきり「無理」といいましょう。
多くの業務の基本は「分からないことを分かるようにする、うまくいかないことを会得する」なので、今現実に困っている年下や後輩がいたらそれは大チャンス。ただ、よってたかって教えるのはダメー。自分にも相手にも身につかないから。なるべく考えさせて、それから実例を披露してみる。ただ、体で覚えないといけない系の技術はひたすら修行するしかない。こういう場合は根気よく付き合ってあげるのが重要。そうやって「分かる!」を作っておくと、後々いいことがあるかも。
あと、生まれた頃からメールがあったとか、そういう世代の人たちの物の見方や考え方は、おっさんおばちゃん世代とはかなり異質。理解はできないかもしれないけど、そういう見方もあることは覚えておきたいです。
だからって興味のないものを無理矢理試してみるのはダメだと思う。ネタゲットのモチベーションは「これ面白くね?」なので。元増田の意図とはたぶん外れるけど、増田で無限ループしてる系ネタ(非モテ関係とか)とか、Wikipediaで荒れてるネタとかでも、興味があるならまずググって掘り下げてみるべき。で、あんまり興味なかったらスルーで次。心にひっかかったらアマゾンで本とかCDとか買ってみる。読んだり聞いたりするのが面倒なら積んでもいいよ。ただ、1年で1日くらいは「今日は本を読む以外にやるべきことがない!」みたいな状況になったりするので、そんなときに表紙/ジャケットを眺めてみる。いけそうならゴー。こんな行き当たりばったりでも2ちゃんのコピペからロシア文学とかに当たったりするので。イヤマジで。
あと教養って別に文学とか映画とか音楽とか高尚でなくても全然おっけーなのも知るべき。エロマンガマイスターとかFPS殺戮系ゲーム大好きだって、そこから疑問に思ったことを掘り下げるとネタは広がるよ。あと、どれもピンとこない人には食事系教養を勧める。味の違いだけでも奥が深いし、本格的に作り始めるとホームパーティーのネタにもなるよ。
自宅警備員じゃないかぎり、だいたい人とは会うじゃないですか。それはいつも会ってる人かもしれないし、初対面かもしれないけど。そのときに「ああ、あんな変なこという奴いたわ」と思わせておけば人脈作りって7割成功なのだと思うのです。いつも通ってる本屋のおっさんとか、ファミレスの店長とかでも、顔見知りだといろんな役立ち方をすると思います。というか、俺はそういう人の人脈は超大事だと思っていますよ。
あとは、元増田の書いてた話と俺が書き散らした話をてきとーにアレするといい感じになるんじゃないカナ? カナ?
長文失礼しますた。
http://anond.hatelabo.jp/20070414060834
ミセス増田が嫌なことはどれなのか。
1)コーヒーとは似ても似つかぬ「コーヒー牛乳」を飲まなければならないこと
1)が嫌なのであれば、他の家人が飲んでいて勧められても「私は甘い飲み物は苦手なので」と正直に言って飲まないようにする。正直に言えない状況なら「ダイエットするので甘いものはやめておきます」と言う。ただし家人が飲むことは批判しないこと。昔の人にとっては「コーヒー牛乳」はおしゃれでハイカラな飲み物だったのだ。
2)が嫌なのであれば、一人で飲め。他の人も言っていたが、一人用のドリップコーヒーを使うのも手。今は安いから買い物のおつり程度でかなり飲めるよ。家人に「私はこれが好きなんです」と言えれば一番いいけど、どうしても言えなかったら隠れて飲む。旦那さんくらいなら分かってくれるだろうから一言言っておけば。
味覚や嗜好品に関することは、同居してる場合、些細なことでもあとで大きな不満に発展しがちだ。小さい不満のうちに摘んでおいたほうがいいよ。
あなたが「コーヒー牛乳」が嫌いなように、お姑さんも「苦くて熱い不味い飲み物」は嫌いなんだ。でも相手がそれを飲むことを規制する必要はお互いないんだし、逆に嫌いなものを飲まなくちゃならない理由もない。きちんと話したほうがお互い都合がいいんだよ。
バンカラは、弊衣破帽と称される損傷した衣服を纏う事により、「己の外見を飾ること以外の何事かに、より熱心である」ことを表現しようとする若年服飾文化、およびその源泉となっている気質。
粗末な衣装によって「表面の姿形に惑わされず真理を追究」という姿勢を表現したものとされている。また、ハイカラのアンチテーゼとしてのバンカラは武士道にも通じ、「単に外見の容姿のみに留まらず、同時に内面の精神的なものも含めた行動様式全般」とも理解されていた。外見に無頓着な体裁とそれを正当化するための動機が複合した文化であると言える。
Wikipediaのバンカラの項目を読んでると不思議とその姿がヲタと重なって奇妙深かったり。
ヲタの服が粗末だ、とは言わないが、バンカラ的な「己の外見を飾ること以外の何事かに、より熱心である」「表面の姿形に惑わされず真理を追究」というのは(一般的に)自らの容姿には無頓着とされるヲタ気質に近いモノがあるような気がする。まあヲタといえども現在はいろんなタイプに分化してるんで当てはまらないケースも多々ありそうだけれど。